ファイターズ
2023/02/02 21:20

伊藤大海 今キャンプ初のブルペンで41球 上々の滑り出し 伏見と道産子バッテリーも

ブルペンで41球を投げ込んだ伊藤(撮影・松本奈央)

今年初の傾斜 WBC球を使用した投球にも「特に違和感はない」

 日本ハムの伊藤大海投手(25)が2日、沖縄・名護で行われている春季キャンプで初のブルペン入り。直球を主体に41球を投げ込んだ。今年初の傾斜を利用した投球を終え、「どんな感じになるかなと自分でも思いながら投げた。キャッチボールの延長ぐらいの感覚で投げられたので、そこは良かったかな」と手応えは上々だ。

 日本代表「侍ジャパン」のメンバーに選出されている伊藤は、WBC球を使用して投球練習を行った。昨秋の強化試合では制球に苦しむ場面も見られたが、今ではすっかり手になじんだ様子。「去年のシーズンが終わって、ずっと同じボールでやっているので特に違和感はない」。カットボール、ツーシーム、スプリット、カーブ、スライダー、フォークと変化球を一通り投げて感触を確かめた。

チームメートのポンセからも貪欲に情報収集 

 国際大会に備え、ブルペンにはWBC仕様のロジンバックを持参した。「本当にベタベタする。ベタベタが好きな人とサラサラが好きな人に分かれる思うけど、あのロジンなら僕はあまり使わないかなって感じです」と実用することで情報をインプット。1球のミスが命取りとなり得る一戦へ向け、入念に準備を進めた。

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