ファイターズ
2023/01/17 20:45

二刀流ドラ1矢沢 大谷以来の快挙狙う 開幕戦で右翼スタメンだ!

外野守備の練習で軽快な動きを披露する矢沢(撮影・松本奈央)

新人合同自主トレで初の外野守備&室内フリー打撃

 「開幕・右翼」で大谷ロード踏襲だ! 日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢沢宏太投手兼外野手(22)=日体大=が17日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で新人合同自主トレに臨み、初めて外野守備練習と室内フリー打撃を行った。投打二刀流だが、開幕戦は「右翼」での先発を狙っている。新人が右翼で開幕スタメンに名を連ねれば、球団では2013年の大谷翔平投手(28、米エンゼルス)以来。偉大な二刀流の先輩と同じ守備位置でのデビューを思い描きながら、みっちり汗を流した。

 鎌ケ谷スタジアムの外野でも、イメージはエスコンフィールド北海道だ。人工芝だった大学時代とは違い、天然芝で外野ノックを受け「人工芝はある程度ゴロがきれいに飛んで来るけど、ここは天然芝で一球一球バウンドの仕方が違った。あらためて簡単ではないと感じた」とレベルアップの必要性を痛感しつつ、「外野守備をきっちり学んだことがないので、ここから伸びしろがあると思う」と前向きに振り返った。

守備力アップへ 「新庄監督には送球の意識を聞いてみたい」

 これまでは投手やDHでの試合出場が多く、外野手としての経験は多くない。今後はチームメートの五十幡や、外野守備の名手だった新庄監督の現役時代の映像などを参考に腕を磨くつもりだ。「五十幡さんは足が速く、ボールに対するチャージも速い。打球に合わせながらスピードを保つのはすごい技術。僕もスピードが売り。良いものを吸収したい。新庄監督には送球の意識を聞いてみたい」と目を輝かせた。

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