ファイターズ
2022/12/14 19:30

上原が大谷ルール導入を歓迎「しっかり打てるようにならないと」

鎌ケ谷でキャッチボールに汗を流す上原

来季から日本でも導入、降板後もDHで継続出場可能に

 日本ハムの上原健太投手(28)が14日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行った。二刀流に挑戦中の左腕にとって、追い風となり得る新ルールが来季から導入される。13日に開かれたプロ、アマチュア合同の日本野球規則委員会で、日本でも「大谷ルール」が適用されることが決まった。

 これまで投手と打者で同時出場するにはDHを解除する必要があったが、先発投手はDH兼任で打席に立つことが可能となり、降板後もDHで継続出場することができる。米大リーグでは今季、大谷翔平(エンゼルス)が投打の二刀流で活躍していることから導入された。

今季野手出場なし…オフは徹底的に振り込み

 上原は今季、投手として25試合に登板。防御率3.19の成績を収めたが、野手としての出場機会は得られなかった。打者・上原の能力と評価を高めなければ、新ルール導入のメリットは生かせない。「しっかり打てるようにならないと。DHの打者は基本的にめちゃくちゃ打撃がいい。そこを差し置いてまでDHに入れる投手が本当にいるか、なかなか難しいところ。でも、可能性があるに越したことはない。そういう風に出られるようになれればいい」。自らの立ち位置を冷静に分析し、決意を言葉に込めた。

 本職の野手を上回るため、このオフはスイングスピード向上を課題に掲げ、徹底的にバットを振り込んでいる。「とにかく振る力を上げて、どうにか速い球にアジャストできるくらいのスイングを身に付けたい。1月になったら向かってくるボールに対して、これまでより振れるようになっているのかを確認したい」。二刀流に本格挑戦して約1年。自らに足りない部分を補うため、試行錯誤を続けている。

真価が問われる二刀流2年目へ 一切の妥協なし

 当然、投手・上原の練習も欠かさない。新庄監督は11月に行われたファンフェスティバルの最中に、来年2月1日のキャンプ初日に紅白戦を実施するプランを明かした。「僕は(肩が)でき上がるのが遅いので、間に合わなくなる。もう少ししたらブルペンに入らないと」。異例の発案に応えるため、超速仕上げをもくろむ。二刀流の真価が問われる来シーズンへ、妥協を許さず2本の刀を研ぎ続ける。

あわせて読みたい