今川 新球場で「SYUNEN」ユニホーム着たい!「球団に求めます」

クリスマス会に参加 〝ニックネームデー〟を熱望
「ニックネームデー」熱望! 日本ハムの今川優馬外野手(25)が11日、千葉・鎌ケ谷スタジアムの三塁側スタンドで行われた「鎌スタ☆クリスマス会2022」に参加し、自身の代名詞となった「執念」を〝全国区〟にする意欲を見せた。
目をつけたのは、オリックスが開催している「オリっこデー」。ユニホームの背ネームがニックネームとなり、スタメン紹介なども〝あだ名〟で行われるユニークな企画だ。日本ハムのファンクラブ会員でもある道産子は「オリックスみたいに期間限定で。それを球団に求めます」と同様のイベント開催を要望し、「SYUNEN」を背に新球場でプレーする日を心待ちにした。
身内からの知名度は抜群 狙うは流行語大賞!?
入団以来、練習や試合中のベンチでことあるごとに「執念!」と叫び、自分自身や味方を鼓舞してきた。人さし指を立てる「執念ポーズ」も浸透し、気付けばチームメートやファンから「執念」「執念先輩」と呼ばれるようになっていた。「コーチ、スタッフさんとかにも執念って呼ばれる。下手したら僕の優馬って名前を知らない人の方が多い」というほど〝身内〟での知名度はすでに抜群だ。
「執念」を全国に広める絶好の機会がある。来年3月30日、エスコンフィールド北海道で行われる開幕戦だ。「新球場で1発目(の本塁打)を打てば、歴史に名を刻める。それはもう(メディアで)取り上げられると思うので、そこで執念をやれば、流行語大賞も」。にやりと笑いながら、大きな夢を口にした。
来季大ブレークで「執念」を全国区へ
クリスマス会では登録名を「執念」にする案も出た。一緒に参加した郡が球場アナウンスを模して「4番、センター、しゅうねーーん!」と絶叫すると、集まったファンから大きな拍手が送られた。しかし、今川は「さすがにちょっとまだ早いですね。まだ(本当の)名前も覚えてもらってないので」とやんわり拒否。あくまでも「期間限定」を希望し、野球で結果を出すことに集中する構えだ。
カタールW杯でサッカー日本代表の長友が発した「ブラボー」は、チームの躍進と相まって瞬く間に日本中に広まった。実力が伴った言葉には、流行を生み出す大きな力がある。「活躍しないと全然広まらない。活躍して、一緒に広まってもらえれば」。ノルマに設定した20本塁打を軽く超えるような大活躍で、「執念」の名をとどろかせる。