ファイターズ
2022/12/10 20:45

下手投げ鈴木 〝ミスターサブマリン〟渡辺俊介氏への弟子入り志願を保留「まだちょっとおこがましい」

たった一人、黙々とトレーニングに励む鈴木

今季パフォーマンスに手応えも、まだまだ納得はしない

 活躍してから会いに行く!  日本ハムの鈴木健矢投手(25)が10日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、アンダースローの達人だった元ロッテの渡辺俊介氏(46、現日本製鉄かずさマジック監督)への将来的な弟子入りを熱望した。今春のキャンプ中に、新庄監督からの勧めで横手投げから下手投げに転向。以来、常に参考にしてきた憧れの投手だ。

 今オフ、かずさマジックで自主トレを行うチームメートの加藤や玉井に同行し、渡辺氏に指導を依頼するプランもあったが「行きたいですけど、まだちょっとおこがましい」と断念した。今季は先発、中継ぎで19試合に登板し、2勝1敗、防御率2.84。新たな挑戦に一定の手応えを感じつつも、確固たる自信をつかむまでには至らなかった。

地道な過酷トレで心身ともに鍛錬中

 「もう1年やって、自分の考えがまとまってから話を聞いた方がいい。何にも分からない状態で行ったら、(渡辺氏の話が)理解できない。ある程度、自分の意見も持ちながら、話ができたらいい」

 現在は、あえて他の選手との合同自主トレは行わず、一人で己と向き合っている。「きついっす。下半身を鍛える地道なトレーニングが一番苦しいです」と苦笑いを浮かべながらも、「一人できついトレーニングをやると、メンタルが鍛えられる。一人でできなかったら何もできない。一人で考えてやることに意味がある」と力を込めた。

伸び上がるボールが理想

 現役時代の渡辺氏を手本に、ベース上で浮き上がるような直球を追い求めている。「今年は真っすぐの被打率が高かった。渡辺俊介さんは球速が遅くてもベース付近で球が強い。僕の場合は最後に球が垂れて、ガンって打たれる。初速と終速の差を少なく、伸び上がるボールを目指してやっていきたい」と理想を思い描いた。

来季は先発一本で先発ローテ定着を狙う

 来季は先発一本で勝負する。目標は開幕からローテーションを守り抜くこと。「もうワンステップ上に行きたい。それができたら、弟子入りをお願いしたい」。誰もが認めるアンダースローの使い手となり、胸を張って大先輩に〝入門〟を願い出るつもりだ。