ファイターズ
2022/11/11 23:35

「伏見君の力を貸してほしい」新庄監督がFA交渉解禁日にラブコール 捕手陣に「競争の嵐」起こす

思いよ、届け! 新庄監督(右)はオリックス・伏見の獲得を熱望した

 伏見獲り、参戦! 日本ハムの新庄剛志監督(50)が11日、国内フリーエージェント(FA)権を行使したオリックスの伏見寅威捕手(32)に熱烈ラブコールを送った。FA交渉解禁日の同日、稲葉篤紀GM(50)が伏見獲得に向け、球団が交渉を申し込んだことを明かした。この日、沖縄・国頭での秋季キャンプは休日だったが、新庄監督は急きょ、報道陣に対応。道産子捕手のリードや打撃を高評価し、「ぜひ、来てもらいたい」と熱い思いを口にした。 

シーズン中から注目の道産子捕手「左投手に対するリード面白い」

 どうしても、いち早く思いを伝えたかった。FA宣言した選手との交渉が解禁された11日に即、新庄監督が伏見へメッセージを送った。

 「優勝を目指す来年、伏見君の力を貸してほしい。きょう解禁になってすぐ、フロントの方たちに、『さあ、動きましょう』ということをお願いした。きょう(獲得の意思を)言うべき選手。皆さん(報道陣)を呼び出してでも、気持ちを伝えたかった」

 今季のシーズン中から、伏見に目をつけていた。最も評価している点には「リードのうまさ」を挙げ「『お、いいな』とずっと思っていた。特に日本シリーズを見ていた時に、左投手に対するリードとか面白い。良いキャッチャー」と絶賛。千歳市出身の道産子で縁もあり「地元愛はあると思うし、ぜひ来てもらったらうれしいですね」と獲得を熱望した。

FA参戦正式表明 稲葉GM「リーグ連覇した経験を伝えてほしい」

あわせて読みたい