投球安定も２カ月間白星なし

　勝利で締めくくる！　高卒２年目の根本悠楓投手（１９）が、２日の西武戦に先発登板する。シーズン最終戦の先発マウンドを託された道産子左腕は「しっかり勝って終わりたい」と力を込めた。

　今季はここまで１２試合に登板（先発は１０試合）。２勝３敗と黒星が先行しているが、防御率は２.４３と好成績を残している。「去年はこんなに投げられなかった。体力面で成長し、だいぶ投げられるようになった。最初の方はコントロールを乱してたんですけど、改善できたのは良かった」。手応えを感じることができたシーズンだった。

　最後に自身で設定したノルマ「３勝」を達成する。安定した投球を見せているものの、８月７日のオリックス戦（京セラドーム）で２勝目を挙げて以来、約２カ月も白星から遠ざかっている。「勝ちたいです」とキッパリ。来季開幕ローテ入りを果たすためにも、獅子狩りでアピールする。