高校野球
2022/09/18 23:47

旭龍谷が「全打ち」で5点差大逆転 5年ぶり17度目代表切符

旭龍谷の5番・多羽田主将は、同点で迎えた八回1死一、三塁から左翼手超えの決勝2点適時打を放った

▽秋季全道高校野球支部大会 旭川支部Aブロック代表決定戦 旭龍谷11-7旭実(18日、旭川スタルヒン)

 8支部で代表決定戦12試合が行われ、20代表が揃った。旭川支部Aブロックは、旭龍谷が最大5点差をひっくり返して11-7で旭実に勝利。5年ぶり17度目の代表切符を手にした。

多羽田主将が決勝の2点適時打「自分も行きたい」父の背追い甲子園目指す

 夏に多くの選手が経験値を蓄え、5年ぶりの全道出場を決めた。同点の八回1死一、三塁で今春からマスクをかぶる、5番・多羽田塁主将(2年)が今年初安打となる決勝の左越え2点適時二塁打。夏休み中、旭川で行われた慶大の練習にヒントを得た。「『全打ち』。ボールでもヒットゾーンへ、ストライクはセンター前へ」と、チーム全体で取り組んできた。父・裕一さん(49)は、函大有斗で夏の甲子園に出場。「自分も行きたい」と父の背中を追いかける。

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