コンサドーレ
2022/08/04 23:50

ミシャ 危機感MAX「湘南戦はすべてを懸ける大事な一戦」

練習の合間、ペトロビッチ監督(左後方)は宮沢主将と話し合いの場を持つ

■4日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 湘南戦にすべてを懸けろ! 北海道コンサドーレ札幌は、練習前に約1時間のロングミーティングを行い、ミハイロ・ペトロビッチ監督(64)から7日の湘南戦へ向け「必勝ゲキ」が飛ばされた。5試合連続未勝利という苦境の中、降格圏の当面のライバル相手に死に物狂いで勝利をもぎ取る。

異例のロングミーティングで猛ゲキ

 危機感はMAXに達していた。異例の長時間ミーティングの中で指揮官は「湘南戦はその後の2週間がつぶれてもいいぐらいの気持ちで、すべてを懸ける大事な一戦だ」と猛ゲキを飛ばしたという。

 ウイルス性胃腸炎から復帰したDF岡村は「いつにない激しいミーティングでした」と語る。名古屋戦での反省点と、湘南戦での戦い方を話し合い、次でうまくいかなければ、戦術を変えることも選手に投げかけたという。「自分たちのやり方は間違っていないし、走る、戦う、規律を守る。これを僕たちの力でもっと上げていければゴールと勝ち点3を取れると思います」(岡村)とあくまでミシャと築き上げた攻撃サッカーでの勝ち点3を誓う。

宮沢主将「勝ち点3を死に物狂いで取らないと」

 主将のMF宮沢は練習後も指揮官と戦術面について話し合った。「起きている問題は一つ二つではないので、もう一回、自分たちがやらなければいけないことをチームで共有することをミシャと話しています」。勝ち点25同士で“残留天王山”の様相を呈してきた一戦に宮沢は「湘南戦は内容より結果。勝ち点3を死に物狂いで取らないといけない」と、不退転の決意を口にした。ミシャの闘魂注入に選手たちの闘志にも火が付いたはずだ。

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