ティラパットが〝アイドル〟御前試合で追加点アシスト「チャナティップ選手のようにみんなに…」
■J2・J3百年構想リーグEAST-B第15節(5月6日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽札幌2-0長野

出場わずか1分で2点目をアシスト
北海道コンサドーレ札幌FWティラパット(19)は、1点リードの後半38分から途中出場すると、わずか1分後にFWアマドゥ・バカヨコ(30)の追加点をアシストした。この日はタイ人Jリーガーのパイオニアとなった、元札幌MFチャナティップ(32)がプレドに来場。偉大な先輩が見守った一戦で、受け継がれたバトンが確かにつながっていることを証明してみせた。
最初は自らのシュートをイメージ
19歳の若武者の切れ味が、試合を重ねるごとに鋭さを増している。後半39分、右サイドでMF田中克幸からのパスを受けると、ティラパットは進路の矢印をゴールへと向けた。ペナルティーエリア内へと進入し、巧みなボールタッチで相手DFを振り切ると、最後はゴールライン際から折り返すラストパス。相手DFと競りながらバカヨコが左足を出してゴールへと押し込み、待望の追加点が生まれた。「2点目を決められたことがすごく良かった。自分でもゴールをイメージしていたんですが、そのスペースがなくて。それで(ボールを)持ち運ぼうと考えて、空いたスペースから折り返したときにアマ(バカヨコ)がゴールしてくれました」。
これでティラパットは、3月21日のホーム甲府戦でMF木戸柊摩のゴールをアシストして以来となる今季2アシスト目をマーク。「アシストがついたのはすごく良かったです」と胸を張る一方、来日初ゴールを達成できなかったことには「自分で決めたかったです」と、ちょっぴり本音ものぞかせた。
前節もPKゲットなどチャンス演出
前節のアウェー岐阜戦でも、ペナルティーエリア内で切れ味鋭く右サイドをえぐってPKを奪取。相手DF陣を切り裂くようなスルーパスも複数披露した。「最近は試合に出られるようになって、体もよく動くようになった。良い自信になっています」。その存在は、間違いなく札幌にとっての一つの武器となりつつある。