高校野球
北海が選抜甲子園当確1号&明治神宮大会一番乗り 手負いのエース森健成が3回29球で締めくくった【秋季全道決勝】
■秋季全道高校野球大会 最終日(10月15日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽決勝 とわの森2-3北海
球数の制限によりエース・森を温存
2年ぶりの決勝に進出した北海がとわの森の反撃を振り切り、3-2で秋季全道100勝(支部予選を除く)を挙げ、14度目の優勝を飾った。1週間で500球の球数制限に残り128球に迫っていた最速155キロの道産子右腕・森健成投手(2年)は「4番・DH」で先発出場。公式戦初先発の村上嘉威投手(1年)が6回2失点でまとめると、森が1点リードの七回からDH解除で救援し、3回無失点。11月19日開幕の明治神宮大会一番乗りと、来春のセンバツ当確第1号に名乗りを上げた。
優勝の瞬間は全員で握りこぶし
マウンドに勝利の握りこぶしが集まった。1点リードの九回2死一塁。両翼100メートル、特にファウルゾーンの広いプレドでは、長打が出れば同点に追いつかれる可能性が十分にあるシチュエーションだったが、最後は123キロのスライダーで投ゴロゲームセット。道内最速右腕の森は、バックスクリーンに向かって両手を突き上げた後、マウンドに駆け寄ってきたナインと歓喜の輪をつくった。「長い試合、長い大会だったので、やっと勝って終われたという安心感というか。ホッとして。自分が投げてチームに貢献できたという一番嬉しい思いでした」。9月18日の札幌支部1回戦から、約1カ月で8試合、611球の熱投のフィナーレを優勝で締めくくった。
(残り1245字)
