高校野球
3年ぶりV狙う北海が投手戦を制し8強入り チーム一の俊足・布瀬肇が先制打&本塁生還【秋季全道2回戦】
■秋季全道高校野球 第4日(10月10日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽2回戦 北海2-0札幌光星
先制打から自らの足で2点目も演出
3年ぶりの優勝を狙う北海が少ないチャンスをものにして、札幌光星との息詰まる投手戦を2-0で制した。0-0で迎えた六回の攻撃は先頭の1番・水口叶夢主将(2年)が内野安打とけん制悪送球で無死三塁とした。ここで布瀬肇外野手(2年)が先制の中前適時打を放つと、無死一、二塁からは重盗に捕逸が重なり、二走の布瀬が一気に本塁へ生還した。守っては二回途中からロングリリーフした、最速155キロのエース右腕・森健成投手(2年)が最後まで失点を許さず0封リレーを完成させて2年ぶりの8強入り。11日の準々決勝は南北海道大会準々決勝で勝利した東海大札幌高と対戦する。
グラウンド整備中ベンチで意思統一
五回終了後のグラウンド整備を経た六回、試合を動かしたのは北海だった。打線は五回まで札幌光星の145キロ右腕・松本健投手(2年)から単打3本と苦しんでいた。整備中の北海ベンチでは「次の回が一番、点数を取りやすいというか、相手も気持ちが切れてしまうところもあるので、自分たちはここでもう一回、引き締めて、とにかく1点をどうやってでも取ろうと」と全員が意思を統一。その攻めの姿勢が相手のミスを誘った。布瀬が先制打を放ち、盗塁を決めたあとも北海は攻撃の手を緩めず、無死一、二塁から重盗を仕掛け、捕手が後ろに逸らす間に二走の布瀬が三塁コーチャーの制止を振り切ってチーム一の俊足で本塁を陥れた。
