高校野球
士別翔雲が2年連続8強入り 合田快が九回の大ピンチを魂のオールストレートでねじ伏せた【秋季全道2回戦】
■秋季全道高校野球 第4日(10月10日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽2回戦 クラーク3-4士別翔雲
左肘疲労骨折から奇跡的に戦列復帰
昨秋は8強で選抜甲子園の21世紀枠候補入りした士別翔雲は、2年生トリオの継投で今夏の北北海道大会準優勝のクラークを4-3で下し、2年連続3度目の8強入りを果たした。この秋、初先発の山口桃李から五回以降はエース・鈴木泰雅とつなぐと、最後は九回1点差に詰め寄られた2死二塁の大ピンチで、左肘疲労骨折から奇跡的な回復でカムバックを果たした左腕・合田快が渾身のオール直球勝負でねじ伏せた。
1点リードの九回2死二塁から登板
2時間36分の熱戦は、3カ月ぶりの対外試合登板となった合田の〝魂の直球勝負〟に軍配が上がった。九回表、勝利まであと1アウトも二塁には同点の走者。一球の投げミスも許されない緊迫した状況で、相手は主軸の3番。「ストライクが一番取れる真っすぐで早めにカウントを良くしようと思った」。しかし初球はストライクを取ったものの、そこから3球連続でボール。次の一球が外れれば四球で勝ち越しの走者が塁に出る。勝負の5球目、合田が選んだのは直球。渾身のストレートで遊ゴロに打ち取りゲームセット。「最後は真っすぐで押し切れたのが良かった」。合田の雄叫びがドームに響き渡った。
