高校野球
2026/10/06 21:00 NEW

【道産子球児探訪・秋/釧根支部編】全道出場の武修館 防御率0点台のエースと関東から来た打率8割の新星が熱い

高校野球大好きビト・SET YOU FREE千葉智紹さんに聞く

高校野球を年間350試合ほど生観戦しているSET YOU FREE千葉智紹さん=撮影・中村真大

全国行脚後に函館からバスで釧路へ

 来春の選抜甲子園につながる秋季全道高校野球がまもなく幕を開ける。年間350試合ほど全国の高校野球を生観戦している釧路市出身の千葉智紹さん(50)は、この秋も各地を転戦。兵庫、千葉、東京、岩手の県大会を回り、そこから函館支部予選を観戦すると、長距離バスを乗り換えて釧路に到着。地元の釧路支部予選は全試合を見届けた。今回の高校野球大好きビト・SET YOU FREE千葉さんに聞くシリーズは【道産子球児探訪・秋/釧根支部編】として、全道大会に6年ぶりに出場する釧根支部代表・武修館の注目選手を中心に語ってもらった。

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部員不足を解消し22人が出場登録

 夏は3年生部員が一人だけだった武修館。新チームの体制となってからも22人が残り、釧根支部では部員が一番多い大所帯となった。「2年生が10人、1年生が12人と釧根支部で唯一出場メンバーがフルで登録されていました。この秋は釧路市内の高校も連合や助っ人を借りたり部員不足の学校が目立っていましたが、2年前は9人しかいなかった武修館が安藤監督の体制となって道内外から選手が集まって、いよいよ復活して戻って来たなという印象でした」。

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釧根支部を勝ち上がった武修館の選手たち=提供写真

 

投打のキーマンが全道で通用するか

 武修館は初戦となった2回戦の釧路明輝戦を10-0の六回コールドゲームで制すと、準決勝の連合との試合も13-0の七回コールド勝利。代表決定戦の中標津との試合では、序盤でつけた大量リードを守って7-3で快勝した。全道には6年ぶり12度目の出場だ。「今回の釧根支部は接戦があまりなくて大味な試合が多かったんですが、武修館はしっかりと力をつけて盤石の戦いで勝ち進みましたね。特にエースの中島くんと関東からやって来た1年生の富田くんは秀でていて、全道での活躍が楽しみです」。

腰の負傷から復活したエース中島

 エースの中島舜投手(2年)は3試合を通して計20回を投げ、通算7安打4四球21三振3失点(自責2)。防御率は0.90だった。「夏は腰をケガしていて、北大会3回戦の旭川西戦(0●6)でギリギリ登板したのですが、0-6の七回から3回無失点と、相手のコールド勝利を阻止する快投でした。ここから復活して今は波に乗っていますね。練習試合でもあまり打たれていないと聞いています。直球は130キロ前後なんですが、打たせて取るピッチングが魅力です。制球力があって試合をつくる能力に長けていますし、全道で勝つために新球カットボールを習得したようです」。

腰の負傷から復活した武修館のエース中島=提供写真

 

 千葉さんは安藤監督を通じて中島本人の感想を聞いてもらった。秋の支部予選は「大会を通して、自分のピッチングはストライクを中心に、周りの守備に打たせて守備からリズムを取ることができたことで長いイニングでも投げ切れたことが良かった」と振り返り、全道でも「三振も狙いつつ、打たせて守備からリズムを取るということを意識しながら挑みたい」と意気込んでいたという。

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得点圏打率.857の1年生DH富田 江戸川中央シニアでは…

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