ファイターズ
郡司裕也 試練乗り越えV打 4番を外れて抱いた監督への感情「僕が計算を狂わせてしまった」
■セ・パ交流戦1回戦 DeNA1-4日本ハム(6月9日、エスコンフィールド北海道) 試合詳細はコチラ
日本ハムの郡司裕也捕手(28)が三回1死一、二塁で左中間へ先制の適時二塁打を放ち、これが決勝点になった。不振に苦しみ、試行錯誤してきたが、魂を込めた一打でチームを今季初の5連勝に導いた。4番固定は解除されたが、新庄剛志監督(54)への感謝を心に秘め、反攻を期している。
嫌な予感と強打者の証し
キャンプ、オープン戦を通じて絶好調だった。なぜか、嫌な予感はあった。すると開幕から当たりが出なくなった。「ちょっとうまくいきすぎましたね。恐れていたことが起きてしまったというか…」。厄介だったのが厳しい内角攻めだ。もちろん、想定はしていたが、相手は死球を恐れずに体の近くへ投げてきた。自身の意思とは無関係にタイミング、フォームを崩された。恨み言は全くない。「それが鉄則といえば鉄則ですから」と受け止めた。交流戦初戦の阪神戦で伊藤、田宮が示した主力への攻めを例に挙げ「大海と裕涼もそうじゃないですか。森下と立石と佐藤輝にインコースへめちゃくちゃ行って。やっぱりそうなるんですよ、結局」と、捕手目線で相手の意図をくみ取った。
適応したくても、うまくいかない。そんなジレンマと戦う日々が長かった。「無理に追わないとか、あえて狙って打ち返すとかいろいろありますけど、それがうまくいっていないという感じですね。1つ(歯車が)ずれて、そのままズルズル行ってしまったなとは感じはします」と試行錯誤を振り返った。