石水創社長がサポーターズミーティングでクラブ経営の現状、今後の展望について説明
磐田戦後にメインスタンドに集結
北海道コンサドーレ札幌は、23日に行われた磐田戦終了後にメインスタンドで「サポーターズミーティング」を実施した。クラブの運営会社で代表取締役を務める石水創社長(44)が、サポーターに対して現状のクラブ経営状況について説明。巨額赤字への対策や、来季のチーム強化費、経営面での長期展望などについて語った。ミーティング内での石水社長の説明、MCの質問に対する一問一答は以下の通り。
首位の可能性を残して最終節
今日の試合、本当にたくさんの方、1万5000人の方にご来場いただきまして、本当にありがとうございます。試合は残念ながら負けてしまったんですけれども、ただ、この百年構想リーグ、最後の最後まで首位の可能性を残して最終節まで来れたというのは、本当に素晴らしいことだなというふうに思いますし、監督、それから選手、現場のスタッフにも本当に感謝したいなというふうに思います。
コンサドーレの誕生と価値
経営状況について早速お話しさせていただきたいなというふうに思います。まず初めに、2026年4月16日、クラブ創設30周年を迎えることができました。30年前、北海道にプロスポーツチームがない中で、コンサドーレが初めて北海道にできたプロスポーツチームとして産声を上げました。コンサドーレの特徴なんですけれども、当時署名活動をしまして、31万人の方が署名をしてくれて、北海道にプロスポーツチームを、ということで誕生しました。他のJリーグのチームのほとんどが、企業のサッカーのチームがプロ化をして、Jリーグに加盟するというケースが多かったんですけれども、コンサドーレの場合は札幌市民、それから道民の署名の中でできた市民クラブというのが特徴になっております。
このプロスポーツクラブの価値というのは何かというふうに考えたときに、大きいところとしては、AIには代替できないというところ、それはもう熱狂的なコミュニティーであったり、エンターテインメント性であったり、あと熱狂ですとか。このスタジアムの雰囲気もそうですし、それから試合が終わった後の交流、サポーター同士の交流ももちろんそうですし、家族との会話、職場との会話、そういったものというのは、僕はAIには置き換えられない、そういった大きな価値ではないかなというふうに私は思っております。
サッカーは世界NO.1のスポーツ
そしてもう一つ、フットボール、サッカーは世界ナンバーワンのスポーツです。これはもう間違いないことで、競技人口、それから市場規模、共にサッカーというのは世界で一番のスポーツじゃないかなと思っておりますし、数値としても出ております。来月6月にはサッカー北中米ワールドカップが開かれます。もう本当に世界中の人たちがサッカーに注目する、そういった世界一の祭典が開かれる。これが何よりもサッカーの素晴らしいところ、大きいところかなというふうに思っております。無限の可能性があると思っております。

存続に関わる経営状況について
クラブの経営状況についても触れたいなというふうに思うんですけれども、これはちょっともしかしたらあまり面白くない、退屈な話になってしまうかもしれないんですけれども(苦笑)。ただクラブの存続のためにはとても大事なことですので、後ほど(GMの河合)竜二さんから強化の方をですね、たっぷりとお話をしていただきたいなというふうに思いますので、まずちょっとクラブの経営状況についてお話ししたいと思います。
いろいろ報道等でも出てますよね。赤字17億円とか、クラブライセンスは本当に大丈夫かとか、戦力は維持できるのか、クラブ自体がなくなってしまうんじゃないかとか、いろいろ噂が出ておりますけれども、皆さん安心してください、クラブは大丈夫ですので。コンサドーレはそんなに弱い、脆弱なクラブではございません。これからちょっと皆さんに説明したいなというふうに思います。
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