清水優心 勝ち取った3年ぶりの開幕1軍 プロ12年目の捕手が胸に秘める〝同級生〟たちへの思い
ライブBPでボールを受けた清水優=撮影・桜田史宏
良いときも悪いときもあるけど
日本ハムの清水優心捕手(29)が、3年ぶりの開幕1軍スタートを勝ち取った。昨季はプロ11年目で初めて1軍出場なしに終わった。オフに合同自主トレを行う阪神・梅野隆太郎捕手(34)の言葉を胸に刻み、今年は春季キャンプから1軍で奮闘している。
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ふとしたときに思い出すのが、〝師匠〟の言葉だという。「ここ何年か色々思う部分もあるけど、本当みんな見ている。後輩が増えてきた中で、良いときも悪いときもあるけど、そういう姿も周りの人は、よりお前のことを見ている。年も上になってきて、そういう姿は大事にしたほうがいい、という話を自主トレ中してくれていた」
打撃練習をする清水優
後輩たちとの関係性は?
2月のキャンプからここまでの1カ月半は「一喜一憂しない。入りすぎないようにしていました」。結果が欲しくて焦りそうになるときも、冷静に受け止めてきた。持ち前の明るいキャラクターで、後輩にも気さくに声を掛け、コミュニケーションを図り「元々、後輩たちも僕のことを同級生みたいな感じで来てくれる。今は若い子たちについて行く感じですね。パワーをもらいながら」。この日も隣にいた清宮幸を意識して「(選手)会長が戻ってきたので、ウキウキしています」とコメントし、後輩から「九国の清水優心ですから(笑)」と言われる場面もあった。
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山田バッテリーコーチの評価は…
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担当の山田バッテリーコーチも、その姿勢を評価している。「今回は自分で勝ち取ったと思う。キャンプ(1軍)メンバーに入って、伏見がいなくなってやるしかないと実戦から。彼の場合は本当、勝ち取ったなって感じ。すごく期待しているし、去年の悔しさを今年晴らしてくれると思う。やってくれると信じている」

隙が出ないように意識
清水自身もシーズンに向けて、気を引き締めている。「3年ぶりなので素直にいい1カ月半を過ごせたと自分の中で思う。自分の中では、隙がすぐ出やすいので、隙が出ないように意識してやっていました。野球の時は隙や甘さが出るタイプなので、そこは見つめ直せたのかなというのもあるし、隙なくやること考えていました。シーズンはここからなので、次はチームの勝利だったり、そういうのが求められてくる」
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ファームにいる同い年のチームメートたちへの思いも秘める。浅間、今川ら1996年度生まれの同級生は、オフに毎年〝同級生会〟を行うなど大の仲良し。苦しかった昨シーズン、1軍で躍動する仲間の姿が励みになっていた。「全員2軍行ったので、(去年と)逆の立場になっちゃいました。こっちで同級生を待つじゃないけど、自分も頑張って、優心でもやれているから俺でも(1軍に)行けるだろうって感じにしたいです。アイツでも行けるんだから、俺が行けないのおかしいだろうって」。今度は自分がみんなの〝希望の星〟になる番だ。
