【一問一答】北山亘基 続投志願の66球で先発準備完了「要望を聞いてくれて感謝しています」
五回から2番手で登板し、3回⅓で1失点に抑えた北山=撮影・松本奈央
■オープン戦 ヤクルト1-1日本ハム(3月22日、エスコンフィールド北海道)試合詳細はコチラ
WBCから戻ってきた日本ハムの北山亘基投手(26)が五回から救援し、3回⅓で66球を投げて1失点に抑えた。侍ジャパンではリリーフを務めていたが、先発を想定したマウンドで安定感を発揮。残りの期間で細かい修正点を精査し、内定している開幕2戦目に照準を合わせる。登板後の一問一答は以下の通り。
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―開幕前最後の登板を振り返って
「イニングをきょうは3回またいで、4イニング目まで伸ばすことができたので、そこが一番の収穫というか良かったことかなと思います」
―ピッチングの内容については
「全体的に大きく乱れることはなかったですけど、バッターに対して球数かさんでしまって。もうちょっと一球一球の精度を上げていかないといけないなと思いますし、あとは球速ですけど、イニングをまたぐ中で、ちょっとまばらになって不安定になったので、そこはしっかり詰めていきたいなと思います」

―登板にあたってのテーマはあったか
「イニングをまたぐことがなかなか最近できていないので、しっかり4イニング目までまたいで臨むというのを一番のテーマにして入っていました」
―失点した回もあったが、最終的には三振6つを奪い、テンポ良く抑えた回もあった
「イニングによって、三振はもちろん取れて良かったんですけど、投球のクオリティーというか、内容がイニングごとでかなりきょうはまばらになってしまった感覚がありました。登板した回はいつも通り入れましたけど、2イニング目が余計な力が入ってテンポも悪くて。そこは意識して3イニング目またちょっと良くなったんですけど、そういう流れの中で淡々と投げる要素がちょっと欠けていたので、そこは次に向けて修正していきたいなと思います」
六回2死一、二塁、同点打を許した北山(左)に声を掛ける田宮
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―久しぶりのNPBの試合。ボールの感触はどうか
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「変化球の球速帯は全体的には変わらなかったんですけど、真っすぐの球速帯に関して力の入れどころがまだ不安定というか。登板した回は流れでいい球速、強さでいけたんですけど、(回を)またいだ時に不安定さが多少、出てしまったので。ただ3イニング目、4イニング目と感覚的には修正できた部分もあって。実戦を重ねていく中で出力をもっともっと上げていけると思うので、そこに集中していきたいなと思います」
―いよいよ開幕。どんなスタートをイメージしているか
「僕一人で戦うわけではないですし、バッテリーもそうですし、周りで守ってくれる野手のみんなだったり、みんなで戦っていくことだと思うので、変に気負いすぎず、みんなの力を借りながら自分もチームに貢献するという気持ちで。しっかり気持ち入れて臨みたいなと思います」
―ここまで開幕に向けて順調に来ているか
「有限な時間の中でできることは精一杯やっていますし、目の前にある課題をつぶして、しっかり過ごせているので、考えるべきところと考える必要のないところはしっかり分けて、集中してここまでできているかなと思います」
―本番に向けてやっていくところは
「きょうはイニングをまたぐ中で筋持久的な動きというか、マラソン的な運動が長時間続いていくような感じでしたけど、ランニングやトレーニングでしっかり詰めていって、次回は5回、6回、7回と長いイニングを投げられるように、しっかりやっていきたいなと思います」
―どこを一番確認したかったか
「イニングをまたぐことを最近できていないので、イニングをまたいでどういう内容でできるか、どういう感覚でできるか、というのを確認したかったのがメインかなと思います」
―変化球については
「カーブも比較的良かったですし、フォークも三振を取れている球もありましたし、(NPB球に)ボールを変えてまだ4日、5日目にしては悪くはないかなという感じです」

―違和感はなく、順調に移行できた
「そうですね。今のところ日数に対しては、問題ない流れでは来られてるかなって気がします」
―中継ぎから先発に戻る上での難しさはあったか
「そこはボールの違いな気がしていて。真っすぐに関しては。変化球の球速帯は変わっていないので、体がバテて動きが悪くなったというよりかは、出力を発揮する上で、一番力が入るタイミングのちょっとした違いがある。回をまたいだ時にそれが出てしまう感じがあったので。3イニング目以降はテンポ良くというか、元々の自分のピッチングのリズムをイメージしながら入った時に比較的いい球筋になりました。真っすぐも球速がちょっと遅いとはいえ、内容というか指の掛かる感覚は良くなったので、そこは発見というか次につながるいい部分でした」
―八回に打者1人だけ投げたのは、またぐことを重視したか
「最初は監督と投手コーチから3回で球数もそこそこ投げたので交代と言われたんですけど、イニングをまたぐことがかなり僕の中で重要だと思っていたので、もう1回またがせてくださいとお願いして。じゃあ一人だけ行こうという話をいただいて。球数よりもイニングをまたぐことの方が(大事だと感じていた)。出力を出して一回休んでまた出力を上げて、というサイクルが最近はできていなかったので。要望を聞いてくれて感謝しています」
―WBCのチェコ戦から実戦勘はどうだったか
「沖縄キャンプから始まって最初4クールぐらいいて、宮崎(の侍ジャパン合宿に)合流して。キャンプインの出力の感覚から実戦があって、また練習に戻って、練習での実戦に入って、強化試合に入ってみたいな感じで、上げていけそうでなかなか感覚が定まらないような。難しい部分もあったんですけど、やっとイニング、球数を投げられて。投げながらマラソンしてるような感覚というか、筋持久的な体の感覚がやっと出せたので。それが、シーズンでイニングを投げていく時に大事な体の使い方だと思うので、良かったなと思います」
―イニング間は何をやっているか
「プライオボールみたいな、サンドボールみたいなもので、野球ボールと同じ重さのものをちょっと壁に当てて行ってます」
―やはりボールに慣れてきたところが大きいか
「きょうはフォアボールはなかったですからね。ちょっと1人のバッターに対して球数を投げすぎたのも課題ですけど、大きく収拾がつかないような荒れ方はしなかったので、そこは問題ないと思います。あと本当に微調整というか、細かい感覚の擦り合わせ」

―6つ三振を奪った。手応えはあるか
「変化球が結果的に多くなりましたけど、シーズンに入っていく中で真っすぐでもしっかり三振を取っていければ、もっと安定してくると思う。結局、真っすぐが課題な気がするので、出力と球の軌道も含めて。力を入れるタイミングだったり、バッターに差し込む軌道の作り方みたいなものはしっかりアジャストしていきたいなという気持ちでいます」
―出力は上がっていくだろうと
「トレーニングはしっかりしていますし、筋力が落ちたとか、そういうことも一切ないので。バランスを整えてやることをしっかりやれば必ず良くなる、という自負はあるので、そこは心配はしてないです」
―例年にない調整の仕方でここまで来た。投げる前に不安はなかったか
「そんなことを思っても仕方ないですし、できることをやってできないことは考えないというか。不可抗力は仕方ないので。限られた時間でできることをしっかりやって、ということにフォーカスして臨んでいるので、あまりそこは心配せずに入れたかなとは思います」
―久しぶりのエスコンの雰囲気は
「内野席のあれ(ラインビジョン)とか変わっていて、情報が多すぎてすごい見ちゃいましたけど。ファンの方にとってすごい楽しい球場によりなっているなと思います。ただ、僕はちょっとまだそっちに意識が向いてるようではダメだなと思ったので、もっとバッターに集中できるようにいきたいなと思います」
―去年まではしっかり見ていたのか
「球数の表示だったりいろいろ参考になる表示があるんですけど、きょうはどこに何があるか、まだ把握していなかったので。去年とまた違うところに表示があったりして、きょう投げて(知ることができたので)良かったな、というのはあります」

―バッターの苦手なコースなどの表示は見ないのか
「それだけは見ないですね。球数と自分の球速と次の打順と。去年と見るところは変わっていないです。いろいろとありすぎて余計なところを見てしまった。球種割合とかいろいろあるじゃないですか。なんか違うところを見ちゃった感じがあったので、もうちょっとシンプルに見られるようにしたいなと思います」
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