ファイターズ
2025/11/28 19:30 NEW

【一問一答】福谷浩司 日本ハムで感じた中日との「文化の違い」とは

契約更改を終え、会見する福谷=撮影・松本奈央

プロ13年目で初めて味わった感覚とは

 日本ハムの福谷浩司投手(34)が28日、エスコンフィールドで契約更改交渉を行い、2000万円増の年俸4500万円でサインした(金額は推定)。一問一答は以下の通り。

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―複数年契約だが、サインは
「しました」

―球団からどのような話があったか
「まずこの1年どうでしたか、ということを聞いていただいて、シンプルに優勝できなかったこと、日本一になれなかったことが、自分の結果以上に悔しいです、とお伝えしました。後半はファームにいたんですけど、その時の取り組みだったり、上を向こうとする姿勢を球団は評価しているし、素晴らしいものがあると聞いている、と言っていただきました」

―どのような取り組みが評価されたのか
「後半、6月以降はファームでの暮らしが続いて、CS(クライマックスシリーズ)も(メンバーに)入ることができなかったんですけど、2軍の施設でアナリストの方と連携して、自分は何ができるか、やっていくか、チームと協力して一丸となってやっている。しかも、立場的にも腐りたくなる時期もあったかもしれないけれど、それをプラスに捉えてやってくれているところを評価した、という話でした」

―ファイターズでの1年目はどんなシーズンだったか
「優勝できなかったこと、これが全てじゃないかなと思います。来季は優勝して日本一になる、それしか考えていないです」

―1軍でのピッチングはどう振り返るか
「もちろん良かったところもありますし、最終的には打たれてしまって2軍に落ちてしまったわけですが、選手としてまだまだ足りない部分がある。ファイターズというチームで1軍でリリーフとしては勝ちパターンにどうやって入っていくか、何が足りないか、何が得意か。そういったことをドラゴンズにいた時とは違う目線で見られたのはポジティブなことかなと思います」

―印象深いシーンは
「1軍で言うと、オリックス戦で打球を当てながら最後に投げた、というところをYouTubeなどで取り上げていただいて、すごく反響があった。そういった反響はここ何年かなかったので個人的にもビックリしました。注目いていただいている中で投げていることを久しぶりに体験することができました」

―選手冥利(みょうり)に尽きる部分か
「そういう試合を1試合でも増やしたいというのが本音ですし、そういったプレーを増やすことが、チームの勝利、優勝につながると信じていますので、毎日、頑張るだけですね」

―2軍で若い選手から感じたことは
「おそらくファイターズは2位が2年続いて育成もうまくいっていて、キラキラした部分が取り上げられると思うんですけど、その中ですごくもがき苦しんでいる選手が若手の中にもたくさんいましたし、僕らの世代にもいました。そういったところには、なかなか目を向けられないですけど、そういった選手を見てきた分、来年以降は僕も含めて頑張れたらいいなとすごく思います」

―CSはどんな思いで見ていたか

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