冬季スポーツ
五輪世界最終予選に挑むカーリング女子日本代表フォルティウス スキップ吉村「オリンピアンになって帰ってくる」
12月5日にカナダで開幕
12月5日にカナダ・ケロウナで開幕するカーリングの五輪世界最終予選に出場する、女子日本代表フォルティウスが18日、札幌市内で練習を公開。初出場を目指すスキップ・吉村紗也香(33)が初五輪への意気込みを語った。
来年2月が本番の五輪レースも、最終コーナーが目前に迫っている。9月15日に日本代表決定戦を制すると、同下旬から約2か月、最終予選の会場となるカナダや米国に遠征して準備してきた。8カ国中、五輪の切符は2枚のみ。吉村は約3週間後に迫った大一番へ「私の最後のショットは、勝負を決める1投、2投になってくる。しっかりと最後の1、2投を決めきれる、その自信をつけてカナダに行きたい。これまで積み上げてきたものを、世界最終予選で自分自身、そしてチーム全体で力を出し切って、オリンピックの枠をしっかり獲得できるように、本当に一投一投、一戦一戦、全力で戦ってきます。必ずオリンピアンになって帰ってきます」と力強く誓った。
7大会連続出場中 五輪のバトンをつなぐ

日本女子は開催国枠で出場した長野五輪から、銀メダルを獲得した22年北京五輪まで7大会連続出場を継続中。「そこだけを重くは感じてなくて、自分たちができることをやれば勝てると信じている。長野からつなげてきたオリンピックを、私たちでつなぎたいと思っていますし、これまで積み上げてきたものを出せたら、絶対に自分たちは勝てる、という自信があるので、それを持ちながらプレーしたい」。五輪のバトンをつなぐ準備はできている。