ファイターズ
2025/10/24 17:10 NEW

《ハム番24時》10月24日

 

 前日23日はプロ野球ドラフト会議だった。ちょうど1年前〝運命の日〟を迎えていた山県は、プロ1年目のシーズンを終え、鎌ケ谷の寮で福島、達、山城とテレビ中継を見ていたという。

 早大の後輩で仲が良い伊藤は、楽天から2位指名を受け「うれしいですね。本当は同じチームになれたらうれしいなって思っていたんですけど(楽天に)縁があった。本当に同じリーグで戦えるのはうれしいですし、自分の方が1個先輩ですけど、そんなの関係なく正々堂々と戦えたらいいなって感じです」とニッコリ。大学時代には紅白戦で対戦経験があるそうで「すんごい相性良かったんですけど、それもチーム内のやつなので向こう力を入れていないですし、力入れてきたら抑えられると思います」と、早くも〝白旗〟を挙げていた。

 刺激を与えてくれる後輩も加わりそうだ。ドラフト3位で指名の東海大・大塚は、オープン戦で戦ったことがあり「かっこいいし、かわいいし。守備もうまいし。とんでもないですよ」。同じ遊撃を主戦場とする内野手。「3位の発表の前にそろそろ瑠晏来るんじゃねって話をしてて。本当に来たんで、楽しみでもあります」と声を弾ませた。

 こんなつながりもある。「(同学年のロッテ・西川)史礁と知り合いらしくて『頼むよ』って言われたんで、『なんでも聞いて』って言っておいてと言いました。自分が瑠晏から吸収ぐらいのイメージで。お互い高め合っていけたらうれしいですし、自分が吸収させていただいて勉強できたらなと思います」。いつだって謙虚な気持ちを忘れない山県だった。

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