ファイターズ
2025/10/01 19:05 NEW

清水優心 苦しみ続けるプロ11年目 支えになった「3つ上の先輩2人」

鎌ケ谷の室内練習所で打撃練習をする清水=撮影・近藤裕介

〝声〟がかからず2軍で57試合に出場

 日本ハムの清水優心捕手(29)は、今季まだ一度も1軍に上がれていない。2軍では57試合に出場したが、打率.238と思うような結果は出なかった。

 「技術、メンタルともに苦しいシーズンでした」。もがき続けた1年だった。

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悩み続けたシーズンも「やることだけはしっかり」

 ただ、猛暑に見舞われた夏場だろうと、練習で手を抜いたことはない。2軍はすでに全日程を終えたが、今月1日も鎌ケ谷で全体練習後、1人黙々と動画を確認しながらバットを振り続けた。

 「今年1年は、技術がずーっとぐちゃぐちゃしていて、一つにまとまらないで、前に進めなかった。ずっとすっきりしない感じ。キャッチャーのスローであったり、バッティングであったり、初めて、やってもやっても、ずっとうまくいかなかった。でも、やることだけはしっかりやろうと思って、ずっとやっていました」。モヤモヤした気持ちを抱えながらも、腐って投げ出すことなく、丁寧に野球と向き合ってきた。

やはり頼りになるあの苦労人

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