２４年シーズンから日本ハムに加入

　日本ハムは２６日、若林晃弘内野手（３２）が今季限りでの現役引退を表明したと発表した。

　若林は桐蔭学園高（神奈川）、法大、社会人のJX-ENEOSを経て、２０１７年ドラフトで巨人に６位入団。２０２４年にトレードで日本ハム入りした。プロ通算３３５試合に出場し、打率.２２８の１２本塁打５９打点の成績を残した。日本ハムでは、度重なる負傷もあり、５試合の出場にとどまった。

プロ８年間を振り返り「ファンの皆さんがいてくれたおかげ」

　若林は球団を通じて「今シーズン限りで現役を引退することを決断いたしました。ジャイアンツ 6 年、ファイターズ 2 年、プロの世界に入り、良い時も悪い時もたくさんありましたが、応援してくださるファンの皆さんがいてくれたおかげで、8年間プレーすることができました。心から感謝申し上げます。そして野球を通じてたくさんの方々に出会え、支えられて今の自分があると思っています。野球人としてだけでなく、人間として成長させていただきました。貴重な経験をすることができ、本当に幸せな時間でした。けがが多く、ご心配をおかけすることばかりでしたが、最後まで元気にプレーしたいと思います。こんな自分を応援していただき、本当にありがとうございまし
た」とコメントした。

　若林は２８日の２軍ヤクルト戦（鎌ケ谷スタジアム）に出場予定となっている。