カード頭落として首位と２．５差

　日本ハムは本拠地エスコンに西武を迎えたが、３ー７で敗れてカード頭を落とした。先発した達孝太投手（２１）は７回６安打２失点と粘投したが、降板後に救援陣が打ち込まれて点差が広がった。

　打線は西武の高橋光成投手の前に得点をなかなか奪えない。意地を見せたのが０－７と点差が開いた九回だった。先頭の３番・フランミル・レイエス外野手（３０）が２９号ソロを放って１点返すと、ここから猛反撃。郡司、清宮、代打・水野と単打でつなぎ、無死満塁とチャンスを拡大して完投を狙った高橋を引きずり下ろした。代打・水谷瞬外野手（２４）の左前適時打で２点目。続く併殺打の間にもう１点追加したが、反撃はここまで。代打攻勢で投入した万波中正外野手（２５）が二ゴロに倒れ、試合は終わった。八回の５失点が痛かった。

　この日試合がなかった首位ソフトバンクとのゲーム差は２．５に広がった。

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■新庄剛志監督（５３）のコメント
「今まで見た高橋くんのなかでも今日は一番よかった。あれはなかなか打てない」

 

（全７カット）