■イースタン・リーグ１７回戦　巨人４－３日本ハム（８月２４日、鎌ケ谷スタジアム）

　日本ハムのアリエル・マルティネス捕手（２９）が「２番・一塁」で先発出場。一回の第１打席で左翼芝生席へ２ランを放つと、続く三回の第２打席でもバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打をマークした。苦しい戦いが続く今季だが、優勝を争う終盤戦でチームを勝利に導くべく、頼れる助っ人が状態を上げて１軍再昇格を目指す。試合後の一問一答は以下の通り。

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―２打席連続ホームラン。試合を振り返って
「ボールをバットの芯に当てて、良い打球が飛びましたし、それが試合でできるようにこの数日、取り組んできたので、それが実践できて良かったです。ただ一番大事なのが、この良い状態をキープすることなので、今度はそのために頑張りたいと思います」

―今のコンディションはどうか
「すごく体のコンディションは良いです。何年間もプロをしていますけど、その中でも結構、１番か２番、３番に入るぐらい良いコンディションだなと思います」

―１軍ではなかなか結果を出せなかった。再昇格のためにどんな調整をしていきたいか

「やっぱり確率を上げて、少ないチャンスでも結果を残すことが大事だと思います。特に最近は１軍に行った時は、代打での出場が多くて。限られたその機会を生かして、そこで結果を残すということが大事ですし、それをしなければ逆に残れないと思うので、それに向けて、まだ取り組むことがいっぱいあるなと思います」

―１軍はソフトバンク相手に３連勝。その戦いぶりをどう見ているか
「自分もその試合を当然、見ていましたし、少しでもゲーム差を縮めるという熱い気持ちが伝わってきました」

―シーズンも残りわずか。どのように終盤戦を戦っていきたいか
「チームは優勝に向かって勝ち進んでいますけど、自分はチームが勝っている中、戦力になれずにここ（２軍）にいるというのは当然、悔しいです。シーズンが終わった時に『あの試合は自分が決めた』『この試合も自分が決めた』、そういうふうに振り返って、自分がチームの勝ちに貢献したんだ、という実感を持てるように、最終的にはなりたいなと思います」