《SHINJOの信条》トラブルがありましたけど、こういう日でも勝てるチームでありたかった

■パ・リーグ16回戦 日本ハム2-4オリックス(8月1日、京セラドーム大阪)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(加藤貴の投球に触れ)
「九回、あそこで踏ん張ってほしかったね、うちの左のエースなので。さあ、ここから九回はどんなピッチングをしてくれるか楽しみにしていたんですけどね。これで本人もいろいろ考えて、次はなんとか打ち取るという気持ちになったと思う」
―代える選択肢はあったか
「いや、ないです。ここで踏ん張ってもらわないと。FAで残ってくれて、信頼できるピッチャーなので」
―八回までは危なげなくゼロに抑えていた
「完璧やったけどね。えぇ?(笑)。向こうも気合が入るだろうし、九回は。もうちょっと点は取りたかったかなと。エスピノーザの変化球に対して、左バッターが苦戦したかな。まあ、きょうはいろいろトラブルがありましたけど、なんとか、こういう日でも勝てるチームでありたかった」

【加藤貴之 無情のサヨナラ被弾 続投指令に応えられず「全部、打たれている球は甘い」】
―移動便の遅延で球場への到着が遅れた。試合前の練習がほぼできず、打撃への影響もあったか
「ティーバッティングしかしていないので。脇腹を痛めないようにだけ(気を付けて)。ティーバッティングだけで、(フリー)バッティングをしないで、急にいくから。何かあった時のために、控えの選手は早めに準備しておいて、ということは言っていました」
―早い段階で、インスタを使ってスタメンを告知していた
「(当該選手に)連絡を。ははは(笑)。分かった? スタメンの選手は体を動かしておいてねと」
【石井一成 移動トラブルに負けずハッスル 好調の要因は仲良しな先輩!?】
―移動は大変だったが、事前に伝えることで選手は心の準備ができた
「そうね。気持ちの入り方も違うし。まあ、あしたからまた2つ、取りにいきます」
―宮西が登録抹消になったが
「ストライクを取ってほしい。それと、もう少し、真っすぐ。宮西くんなら真っすぐのキレを取り戻してくれると思うので。もともとランニングはめちゃくちゃする選手。そこは心配していない。もう、どんどんどんどんファームでストライクを。打たれてもいいからストライクを投げるようにしてもらいたいですね」