Vリーグ
4選手加入のイエスタが新体制を発表 OP都築仁らSVリーグ経験者を3人補強

セミファイナルで敗れた悔しさ胸に
北海道イエロースターズが24日、札幌市内で2025-26シーズンに向けた「新体制発表会」を行った。24―25シーズンは26勝2敗と圧倒的な成績で東地区を制したが、プレーオフセミファイナルで西地区2位のフラーゴラッド鹿児島に敗れた。まずはこの借りを返す。浜崎勇矢監督(37)も「セミファイナルで負けた悔しさはみんな忘れてないと思う」。そして、Vリーグを通過点とし、今度こそSVリーグ昇格を目指す。
来季以降の国内最高峰リーグ参戦見据え
その目標に向けて、新たに4人の選手がイエスタの一員となった。OP(オポジット)都築仁(26)、S(セッター)本澤凌斗(27)、OH(アウトサイドヒッター)重留日向(25)、MB(ミドルブロッカー)島波輝(26)が加入した。しかも、都築、本澤、重留は24-25シーズンまで国内最高峰のSVリーグでプレーしており、来季以降のSVリーグ参戦を見据えた本気の補強だ。浜崎監督も「今シーズン優勝するために、というのはもちろんすけど、その先のSVリーグ参戦にあたって、彼らが持っている経験や能力でチームに貢献してくれるというところも含めて、獲得を決めています」。
特に都築は、中央大時代の18年のアジア大会に出場するなど、日本代表の経験もある。195センチ、90キロの体格を生かした強烈なスパイクが持ち味だ。Vリーグ参戦に「もう若手とは言えない年齢になってきて、もっと成長したい。ここでもう一回成長する機会を見つけられれば」(都築)。今年で27歳を迎えるが、さらなる自分の伸びしろと可能性を広げる。
