ファイターズ
《ハム番24時》6月30日

少し意外だったが、プロ野球選手の中にも、プライベートでプロ野球を見に行く選手がいる。山本晃と松浦の左腕コンビは、5日に行われたロッテvs巨人の交流戦をZOZOマリンスタジアムで観戦したそうだ。
元同僚で同学年の巨人・田中瑛に連絡し、チケットを用意してもらったという山本晃は「種市さんと山崎さんのエース級の対決だったので、どんな投球をするのかなって、見たかった。瑛斗は投げなかったんですけど、最後に駐車場で会えて、変わっていなかったですね。元気?って話から、ジャイアンツはどう? こうだよ、みたいなやりとりをして。やっぱり、(1軍の)球場に入った時のワクワク感。あの雰囲気、めっちゃ良いので、ここでやりたいなって毎回、思いますね。モチベーションも上がります」と支配下昇格への意欲を高めていた。
松浦は幼少期からプロ野球が大好きだった。「見に行くの、めちゃくちゃ好きです。今回、ZOZOに見に行った時も、めっちゃ楽しかったです。もうファン目線で見ています。一ファンとして見ながら、(成長につながる)材料になれば良いなと思っています。(ロッテの)山本大斗さんとか、寺地とか、2軍でやっていた選手がいっぱいいたので、(1軍の)試合に出られてうらやましいなという気持ちになりました」と素直な心境を明かしてくれた。
2人は今、スタンドではなくマウンドを目指し、猛暑厳しい鎌ケ谷で練習を続けている。〝同業者〟から受けた刺激をエネルギーに変え、1軍への切符を勝ち取ってもらいたい。