高校野球
2025/06/25 19:55 NEW

夏の大会100回目 小樽潮陵が北照撃破目指しコールド勝利【南北海道小樽】

小樽潮陵ただ1人の3年生・村岡主将は二回無死三塁から適時打を放った=撮影・西川薫

■全国高校野球選手権大会南北海道大会小樽支部予選(6月25日、小樽市営桜ケ丘)
▽準々決勝 小樽未来創造1-15小樽潮陵※五回コールドゲーム

五回コールドゲーム

 

1920年第1回大会に旧制・小樽中時代から

 小樽潮陵が14安打の猛攻で五回コールド発進した。1920年(大正9年)の第1回全道大会(当時は支部予選なし。支部は1933年から)に、旧制・小樽中時代から出場し続け、戦争やコロナ禍を除き今年で100回目の出場。節目を飾るためにも、28日の準決勝では、公式戦5季連続で対戦し5連敗中の北照撃破を目指す。

【2000円お得! 道スポの年払いプラン】

小樽潮陵はただ1人の3年生・村岡主将を試合途中にケガで欠きながらも五回コールドゲームで北照との準決勝に駒を進めた

 

 試合後、校歌斉唱の列にただ1人の3年生で主将、村岡凌三塁手の姿はなかった。四回の守備で、三塁への打球がイレギュラーして村岡の顔面に直撃。したたる血とともに、苦悶の表情でベンチに下がり、勝利の瞬間はベンチで迎えた。それまではリードオフマンとして二回と三回に適時打を放っていた。試合後、「まず初戦を勝ち抜くことができて、次の北照戦に向けての課題をつぶしていくことが大事」。北照との大一番を見据えた。

指揮官も感心「練習の時に…を聞いたことがない」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい