《SHINJOの信条》11勝7敗に合わせるために負けたわけじゃないですよ

■セ・パ交流戦3回戦 日本ハム1-4中日(6月22日、バンテリンドームナゴヤ)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(交流戦最後の試合は1-4で敗れた)
「(目標に掲げていた)11勝7敗に合わせるために負けたわけじゃないですよ。精いっぱい戦って、たまたま。今のチームならそれくらいの戦いで勝てるっていう計算で掲げた目標だったんですけど、十分じゃないですか。あと後半戦に向けて、ずっと2勝1敗ペースで行きたいですね。交流戦4カードの流れ、このペースで行きたいです。ただ、外の球場になってくるからね。体力的な問題とかも多少影響してくると思うので、それは防ぎようがないから。休ませながらやっていければいいかなって」
【山県秀が持ち前の堅守を披露 戦い抜いた交流戦の経験を糧にさらなる成長を遂げる】
―先発の金村が4回4失点
「あんまデーゲームは良くないね。ナイター仕様の体になっているんじゃない? デーゲームであまり良いイメージない。じゃあ、ナイター仕様で、それくらいの気持ちで大丈夫ですよ。他の先発ピッチャーがしっかり勝ってくれている分、逆になるときに調子が良くないピッチャーをカバーして(欲しい)。打つ方もそうですけどね。順番順番で活躍するヒーローが変わっていけたら。それを選ぶのは僕なので」
―交流戦を終えて、パ・リーグのゲーム差は縮まらなかった
「レベルが一緒ということじゃないですか。もうパ・リーグは全球団一緒というレベルで戦っているので、またこれが面白い。やっている方も見ている方も。選手もたぶん負けたら悔しいという気持ちがさらに強くなると思うから。まだ、抜け出せないでしょ。こういう感じがずっと続くと思いますよ。他もピッチャーがいいのでね」
【山本拓実が古巣本拠地で1回0封 「同期、同級生」中日・清水とお互いをたたえ合う】
―想定内か
「(選手が)若い分ちょっと有利かなって、うちが。体力的な問題でね。ピッチャーも抹消かな。金村くん。この感じがまだ続くと思うから」
―交流戦で打線が
「五十幡くんが良かったね」
―チーム打率も上がった
「チーム打率とかあまりデータに入れないですね。打率というか勝つメンバーを揃えるためには、もう2、3日前からこの試合はこの選手が合うっていうのを合わせながら戦っているので。良い活躍ができているのがあります」
【<交流戦の裏側>一塁守備で奮闘したレイエス 春季キャンプからの取り組みを谷内コーチが明かす】
―上積みができた
「足を使って点を取りにいけましたし、僕の作戦を一発で成功してくれたりとか。僕の作戦でやったら勝つので。しっかり決めてくれたら勝たせますので。失敗した時にどう戦っていくかを考えていきたい。オーダーでもガラっと変えても、僕の計算が合っていたという戦い方をしてくれているんじゃないですか。これが狂い始めたときは…、誰かに頼もうかな(笑)。オーダーを。采配じゃないよ」
―清宮が3安打
「いや、休みに入るから。清宮くんの場合は1日半経つと変わるので。元の清宮くんに戻るので、ニュー清宮くんで後半戦を臨んでほしいなって」
―去年もオールスター前に打って
「一回(調子が)落ちるんですよ。で、上がってくる。落ちる時期に今年どう変われるか楽しみにしています。そうなったら外すし。(代わりの選手は)いっぱいいるから」

【金子千尋2軍投手コーチ 11年前の〝マエケン撃ち〟を振り返る「死んだふりをしたつもりはないんです」】