ファイターズ
2025/06/21 20:45

河野竜生 ピンチで威力発揮の〝魔球〟カット 「僕のおかげなんです」生みの親は清宮幸太郎

七回2死三塁、中日・岡林から三振を奪い、ベンチに戻る河野(手前左)を迎える清宮幸(右)=撮影・松本奈央

■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム3-2中日(6月21日、バンテリンドームナゴヤ)

二走の生還を許さず役割を全う

 日本ハムの河野竜生投手(27)が2点リードの七回1死二、三塁でマウンドへ。大島の二ゴロで1点を返されたが、岡林を空振り三振に仕留め、リードを守り切った。

リーグ単独トップの20ホールドポイント

 「1点は仕方ない。大島さんのところは仕方ないなって。岡林のところは何が何でもっていうメリハリというか、ああいう緊迫した場面でも心に余裕がありました」

 落ち着いたマウンドさばきを披露。最優秀中継ぎの選考基準となるホールドポイント(HP)はリーグトップの「20」に到達した。

七回2死三塁、中日・岡林から三振を奪い、ほえる河野=井上浩明

 

郡司のリードに身を任せてカットで勝負

 この日、投じた10球のうち9球がカットボールだった。

 「キャッチャーの郡司さんがドラゴンズでやっていてバッターの特徴はファイターズの中で誰よりも知っていると思う。そこは郡司さんを信じて、首振るつもりもなかったし、郡司さんに任せてっていうところで最後までいいリードしてくれました」

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