【一問一答】中島卓也 昇格即代打で泥臭く今季初安打「最後まで1軍に。しがみ付いていきたい」
九回1死一塁、内野安打で出塁する中島=撮影・松本奈央
■セ・パ交流戦1回戦 広島6-2日本ハム(6月13日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの中島卓也内野手(34)が1軍に昇格し、九回に今季初安打をマークした。代打で登場すると、しぶとく叩きつけ、俊足を生かして遊撃内野安打。チームを支えてきたベテランの17年目のシーズンが幕を開けた。試合後の一問一答は以下の通り。
―今季1軍初出場。代打で安打が出た
「ああいうところでチャンスをもらえたので、なんとか次につなげられたらいいなと。内野安打でしたけど、つながって良かったです」
九回1死一塁、内野安打で出塁する中島
―開幕を2軍で迎え、どう過ごしてきたか
「出たところで自分の状態を上げていきたいと思っていました。何があるか分からないので、いつ上がってきてもいいように準備してきました」
―1軍に呼ばれた時の気持ちは
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「ファームでは外野でも出たので、どこでも守る感じかなと思っていました。少ないチャンスしかないと思う。出たところで自分のプレーができたらいいなと思います。ちょっと緊張していたかな、という感じですかね。きょう、球場に来て。ここから最後まで1軍にいないといけない。そこはしがみ付いていきたい」
九回1死一塁、内野安打で出塁する中島=撮影・岩崎勝
―どんな思いで試合に臨んだのか
「スタメンではなかったので、途中からという準備をしながら。点差が開いたので、ないかなと思ったんですけど、出たところでやるしかない。代打はほぼないので、ああいうところで1本出たのは良かった」
―走攻守で貢献して
「緊迫した場面で出ることが多いと思うので、その中で冷静に集中して、チームの勝利に貢献できたらいいなと思います」
九回1死一塁、内野安打で出塁する中島(右)
―新庄監督が粘りの打撃もいいが、引っ張るヒットを見たいと
「そうですね(笑)。今年のキャンプの始めにもそういうことを言われて。オープン戦でもあのヒットは良かったと言ってくれていたので、出ればいいですね」
―首位にいるチームに合流してきて、雰囲気はどうか
「去年と変わらないかなと。いい雰囲気だと思います」
九回1死一塁、内野安打で出塁し、笑顔を見せる中島(左)