出場選手登録が７シーズンに到達

　日本ハムの玉井大翔投手（３２）が１３日、国内フリーエージェント（ＦＡ）権を取得した。

　出場選手登録が合計７シーズンとなり、条件をクリア。試合前、報道陣の取材に応じ「頑張ってきた勲章みたいなところがあると思う。すごいうれしいです」と素直に喜びを表した。

２０１９年シーズンには６５試合に登板

　北海道の佐呂間町出身。２０１６年、新日鉄住金かずさマジックからドラフト８位で日本ハムに入団した。１年目からリリーフで１軍の戦力となり、ブルペンを支えてきた。２４年は腰痛の影響で１軍登板ゼロにとどまったが、今季、復活を果たした。

「残ってくれと言われるような選手に」

　９年目で国内ＦＡに到達し「社会人上がりですけど、若い頃から使ってもらったので監督、コーチ、スタッフの方たちに感謝したい」とコメント。今後については「そもそも需要がないんじゃないかなと思っていまして。（ＦＡについて）考えたこともないですけど、今シーズン頑張って、残ってくれと言われるような選手になりたいです」と決意を込めた。