日本ハムの伊藤大海投手（２７）が１３日の広島戦（エスコンフィールド）に先発する。１２日に取材に応じた。一問一答は以下の通り。

―（ＤｅＮＡの）バウアーとの対戦から１週間、どう過ごしたか
「彼の打席に立ったことはすごく勉強になりましたし、いろいろ考えさせられる投球だったので、自分としても負けはしましたけど、すごく意味のある一戦だったというか、その負けを無駄にしないようにというか、いろいろ考えながら過ごしていました」

―この１週間で、新たに着手したことは
「あったとしても言えないです、すみません」

―広島の印象は
「何ていう表現をしたら良いか分からないですけど、簡単に終わらない打者が多いというか、きのうのゲームも見ていましたけど、１球に対してのアプローチだったり、いろんなことを考えて打席に立っているんだなと。簡単に終わるような打者がいなかったので、ちょっとそこは球数がもしかしたらかかるかもしれないんですけど、しっかり気持ちを強く持って投げ続けられるようにしたいなと思います」

―相手が粘ってきても、ストライクゾーンで勝負していく

「そうですね、そこで臨機応変にいろいろ対応していかなきゃいけない部分はもちろんあると思うんですけど。まずは自分のピッチングのスタイルと、ゾーンで勝負していった中で、早く決着がつくならそれはそれでいいですし。そこはちゃんと様子を見ながら、いろいろ変化球を使っていった方が良いのかなとか、投げた中で、交流戦ならではの確認になると思うので、しっかりやりたいと思います」

―真っすぐに対するセリーグの打者の反応はどう感じたか
「真っすぐは本当に、状態の良し悪しにかかわらず、ファウルなり空振りなりを取れている状況ではあるので。まずそこに過信しすぎずに、どれだけ速いボールでも高さを間違えてしまうと、というところはあるので。自分自身で、信用はするけど、あまりそこにこだわりすぎないようにというか、うまいことやっていけたらなと思います」

―バウアーとの投げ合いで勉強になったことは、すぐに生かせそうか
「どうですかね。あしたのゲームの中で、もしかしたら、それがあるかもしれないですね」

―自分の中に種のようなものがある
「もちろん。負けた代償を、しっかり僕は拾ってきたので」