ファイターズ
2025/06/10 17:10

《ハム番24時》6月10日


 何度見ても、圧倒される太ももだ。高卒8年目の左腕・北浦は、入団時から太く強じんな下半身が注目を浴びてきた。今ではさらに成長を遂げ、私服選びが大変だそうで、「入ったばっかりの時は65センチぐらいで、今は71、2センチはあります。外国人を抜かしたら、チームトップだと思います」と、少し複雑そうな表情で教えてくれた。

 現在、チーム公式YouTubeのショート動画では、「ファイターズいいね!シリーズ連動企画」と題し、「この選手のここが良いね!と思う部分は」という質問に選手たちが答えている。その中で、一緒に釣りに行くほど仲良しの堀が「北浦選手の下半身」を挙げ、「私服に困っているので、あそこまでいくと、いろいろ不便なのかなと思うんですけど、あんな下半身があったらもっと速い球が投げられたりするのかなと思うので、良いなと思います」と話していた。

 動画をチェックした北浦は「(堀に)言いましたよ。『(動画を)見た?』みたいに言われて、見ましたよって。プライベートとかでも言われますね」と苦笑い。それでも、「もちろん、私服には困りますけど、でも野球をするための体をつくっているので。今、バッピ(打撃投手)の長谷川さんとか、用具担当の森山さん、(プロスカウト兼チームスタッフの)植村さんも現役時代は太ももが太かったんですけど、野球をやめたら細くなるって言っていたので、野球をやっているうちは、どんどん太くしようと思います」と〝おしゃれ欲〟は封印し、結果を残そうと必死だ。

 そんな北浦には、引退後の楽しみがある。「この下半身になっちゃったら、基本ワイドな服しかない。引退したら、スキニーを履きたいです。もう数年は履いていない。今はただのスパッツになっちゃう(笑)。支配下になったら、堀さんに買ってもらおうかな。オーダーで」。2桁背番号を勝ち取った際にはきっと、優しい先輩が、似合うズボンをプレゼントしてくれるだろう。

6月6日、鎌ケ谷でキャッチボールする北浦

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい