ファイターズ
2025/05/14 20:40

マルティネス 1カ月ぶりに実戦復帰で快音 チーム引っ張るKJMにメッセージ

2軍巨人戦で実戦復帰したマルティネス=撮影・近藤裕介

■イースタン・リーグ8回戦 巨人2-9日本ハム(5月14日、鎌ケ谷スタジアム)

自身も納得の2打数1安打1四球

 右前腕の負傷で離脱していた日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(28)が「2番・DH」で先発し、約1カ月ぶりに実戦復帰を果たした。

 第1打席は三ゴロに倒れたが、2打席目には右前打をマーク。2打数1安打1四球で回復ぶりをアピールし「負傷している間に、全力で日頃のリハビリメニューに取り組んでいたので、きょう、とても良い感覚で臨むことができました。今に関しては、あまり結果は気にする時期じゃないのかな。結果よりも質を意識してやっていました。でも、1本出て良かったですね。一番大事なのは、感覚が良いことで、そういう意味ですごい、安心しています」と笑顔を見せた。

本領発揮にはほど遠い数字

 今季はけがの影響もあり、開幕から不振が続いた。6試合に出場し11打数1安打、打率.091の8三振。「腕を使って強く振り抜く動作が、全般的に難しかった」と振り返る。

 4月9日の楽天戦を最後に、戦線を離脱することとなり、「ストレスはちょっとありましたね。なんでかというと、1軍にいる時から体のケアは強く意識していたつもりでしたし、ウエートトレーニングも続けていました。それなのに、このように負傷してしまったことに対して、すごいフラストレーションがたまりました」と当時の心境を明かした。

前を向くきっかけをくれた新庄監督

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