【一問一答】万波中正 リーグ単独トップの6号決勝アーチ 初顔合わせで上沢の攻略に成功
七回1死、万波が勝ち越しのソロ本塁打を放ち、チームメートとタッチを交わす=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ5回戦 日本ハム3-2ソフトバンク(5月1日、みずほペイペイドーム)
日本ハムの万波中正外野手(25)が七回に左翼席へ決勝弾を放った。パ・リーグ単独トップとなる今季6本目のアーチ。初対決となった元チームメートの上沢直之投手(31)を攻略し、3連勝を引き寄せた。試合後の一問一答は以下の通り。
―いい一発になった
「良かったっすね。反応でうまく(バットが)出ましたし。ホームランが出た場面も最高だったかなと思います」
―フルカウントから狙ったか
「追い込まれていたので、ホームランを狙って、とまではいかなかったですけど、なんとか出塁したいなとは思っていましたね。浮いた球だったら長打にしたいなとは思いましたけど、まずは塁に出る意識でした。うまく打ちやすいコースに来て。とはいえ、よく反応したなとは思います」

―本塁打数がリーグ単独トップ
「すごい良いことだと思います。調子が悪いなりにもホームランはいいペースで積めている、というのはかなりポジティブなことだと思いながらやっていました。そういう中で自分の感覚も良くなってきて、本塁打が出たのはすごくいいです。何よりも、やっぱり気分がいいですね」
―上沢と対戦してどうだったか
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「(過去の対戦は)練習を含めて1回あるか、ないかぐらいだと思うので、全くイメージがなかったんですけど、こういう球なんだなと。特に1打席目はそんな気持ちで。2ストライク3ボールまで幸いにいけて、球を結構、見られたので。こういう球なんだな、上沢さん、というくらいです。伸びのある真っすぐと、とにかくいろんな球種を投げる。本当に器用だなと、きょう対戦してあらためて感じました」
七回1死、勝ち越しソロを放った万波(右)。左はソフトバンク・上沢
―五回の二塁打を振り返って
「限りなく満点に近いんじゃないかなと思いますし、うまく出たと思います。手応えが完璧とまではいかなかったんですけど、(打球が)あそこまで行っているというのは、本当にいい兆候かなと思いますけど」
―3試合連続で逆方向に二塁打が出ている
「方向というより長打が続いているということがすごく良いことかなと思います。方向はどこでもいいですけど、とにかくいい打球もっと増やせるようにしたい」
―古林が初勝利。援護したい気持ちは
「ありましたね。本人も前回はたぶんうまくいかないスタートになって、かなり気持ちを入れて投げたと思います。立ち上がりはうまくいっていなかったですけど、二回から立て直して良い投球をしていたので、勝ち越したいと思っていました」
五回無死一塁、右中間を破る二塁打を放った万波=撮影・宮永春希