ファイターズ
《ハム番24時》4月30日

1日のソフトバンク戦で先発する古林を取材するため、日本語が堪能な台湾・今日新聞の陳柏翰記者が福岡入りしていた。台湾のメディアは古林や日本ハムのことをどう見ているのか―。生の声が聞きたくて、あいさつを交わした後、いくつか質問させてもらった。
来日以来、少し寡黙な印象もある古林の人柄について尋ねると「優しい選手ですね。メディアへの対応もいいです。ただ、先発する試合の前はあまりしゃべらない。野球に対して真面目です。雑談はできます」と教えてくれた。
台湾での人気について触れると「一番人気があるのは王柏融です。でも選手たちは、古林に注目しています。日本初先発の日、台湾プロ野球で3試合が組まれていましたが、みんな試合前にテレビ観戦していました。清宮さんの一回のエラーを見て、えーっとなっていました(笑)。次は勝利を見たいです」と願いを込めた。熱い気持ちがひしひしと伝わってきた。
陳記者自身も日本の野球に強い思い入れがあるそう。「台湾では阪神と巨人が人気ですが、日本ハムも同じレベルだと思います。陽岱鋼が入るまではあまり見ていませんでしたが、一気に変わりました。僕も高校の時、陽がきっかけで日本ハムのファンになりました」。日本の野球ファンがドジャースやパドレスに関心を抱くのと、同じ感覚なのかもしれない。