コンサドーレ
2025/04/20 20:55

3試合連続スタメンの西野奨太 アンカーとして攻守を後押し

前半、ディフェンスラインを上げるDF西野(中央)=撮影・小田岳史

■J2第10節 札幌2-1藤枝(4月20日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

 北海道コンサドーレ札幌のDF西野奨太(20)がボランチでフル出場し、持ち前の守備力を生かしたボール奪取など、アンカーの位置で躍動した。これでリーグ戦3試合連続先発出場と、岩政大樹監督(43)へのアピールを続けている。成長著しい若武者の存在は、順位を上げていくための重要なピースとなり得る。

2日前にボランチ指令「ちょっと驚きました」

 中盤の底でチームに安定感をもたらした。2日前の練習からボランチに入ることを告げられ「ちょっと驚きました」と話したが、岩政監督から課せられたタスクは明確だった。守備を安定させることと、ボランチを組む青木が自由に動けるようすること。迷うことなく、この2点を全うすることに集中した。前半30分に田中克のゴールで同点となった瞬間にも、岩政監督は西野を呼び寄せて「よりアンカーのような役割をやってほしい」と指示した。

後半、ボールをクリアするDF西野(中央)

 

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 前半7分にセットプレーで先制点を許したものの、その後は期待に応え、しっかりと蓋をした。バイタルエリアでのパスカットやボール奪取で、幾度も相手攻撃の芽を摘んだ。「周りの(青木)亮太くんや、最初だったら(田中)克、(荒野)拓馬くんや、(深井)一希くんだったり、後ろにいる(家泉)怜依、(高嶺)朋樹くんが、すごく指示を出してくれて、分かりやすく動いてくれるので、自分はそれに合わせるだけだった。いい関係で動けていたので、それは良かったと思います」とチームメートに感謝した。

後半37分、尊敬するあの人がピッチに帰ってきた

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