ファイターズ
松本剛 勇気振り絞り極限の状況で盗塁成功 悔しいベンチスタートも「やれることはある」
■パ・リーグ4回戦 西武0-2日本ハム(4月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの松本剛外野手(31)が11日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦の延長十二回に代走で出場し、2死から盗塁を成功させた。失敗すればゲームセットとなる極限の状況で仕掛けた一手。勇気あふれる決断が間接的に、劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
「スタートは完璧でした」
昨季、チームトップ20盗塁を記録した足と頭脳が生きた。スタートを切るか、切らないか、判断は任されていた。特大の重圧が掛かるシーンで、リスクを恐れず、攻めを選択。甲斐野が郡司に投じた2球目、スタートを切った。確信はあった。「スタートは完璧でした。完璧じゃない限り、(スタートを)切ろうとはしていなかった。迷いはなかったです。あとはキャッチャーとの勝負だなと思って。良かったです、試合を終わらせなくて」
この日はスタメンを外れた。必要とされる場面を想定し、集中力を高めていた。置かれた状況を冷静に整理し「どこでも代走に行く(可能性がある)と言われていました。郡司が代打で行って、走れたら外野が前に来るということだけは頭にあった。3球以内に勝負できたら行こうと思いました」と明かした。