コンサドーレ
2024/10/10 19:55

札幌DF髙尾瑠が復帰後初の紅白戦出場 故郷・愛知での名古屋戦に向けて復活をアピール!

11対11のゲーム形式でプレーしたDF髙尾=撮影・工藤友揮

■10月10日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は19日のアウェー名古屋戦(豊田ス)に向け、11対11プラスフリーマンでの紅白戦などを行った。負傷のため戦列を離れていたDF髙尾瑠(27)は主力組の一員としてプレー。故郷・愛知県でのアウェー戦に向けて復活を印象づけた。

好守でケガの影響感じさせず

 また1人、チームに頼れる男が帰ってきた。前日9日から全体練習に完全合流した髙尾が、復帰後初となる実戦形式のトレーニングに参加。守備ではディフェンスラインの一角としてFWジョルディ・サンチェス(29)ら相手チームのアタッカー陣を徹底マーク。また攻撃面では、高い位置まで上がってのパスやクロスでチャンスメークするなど、ケガの影響を感じさせないプレーぶりを披露。「スタメンを目指してやっていきたい」と、次節・名古屋戦での先発復帰を首脳陣に向けてアピールした。

ボールをキープするDF髙尾(右)

 

連続出場中に負傷して離脱

 札幌加入1年目の今季は、ケガの影響もあって序盤こそ出遅れたものの中盤戦からは右CBのレギュラーに定着。安定した守備と効果的な攻撃参加で、夏場以降の戦いに大いに貢献していたが、9月14日のホーム東京V戦(0●2)の試合序盤に右ハムストリング肉離れを発症。前半10分でピッチを退くこととなった。「チームにとっては分からないけど、自分にとっては試合にずっと出られていた時期だったので、(負傷離脱は)痛かった」と振り返る。

FW白井(右から2人目)らと並んでジョギングでクールダウンしたDF髙尾(同3人目)

 

紅白戦後は笑顔でクールダウン

 幸い負傷の程度は重くはなく、10日ほどたった9月下旬からはピッチ外周のジョギングを開始。今月3日には全体練習への部分合流、そして9日から完全合流と、ここまでの経過は順調そのもの。復帰後初となる紅白戦を終えたあとも、FW白井陽斗(24)と共に笑みを浮かべながらジョギングでクールダウンするなど、リバウンドの心配はなさそうだ。

育成時代を過ごした名古屋には特別な思い 過去4度の凱旋では…

この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

有料プランに申し込む

オリジナル記事・写真が読み放題

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい