ファイターズ
《岩本勉のガン流F論》マイナーチェンジを繰り返した尼崎のヤンチャなあんちゃん
■パ・リーグ16回戦 日本ハム2ー3ソフトバンク(8月4日、みずほペイペイドーム)
変化球を有効活用することで生きる素晴らしいストレート
田中正が九回にやられた。ここ数試合、敗戦にこそなっていなかったが、走者を背負うシーンが多かった。そしてついに今回、リードを守り切れなかった。ストレートは悪くない。ただ、現在のプロ野球では155キロの直球は打ち返される。変化球を有効に使わなければ、素晴らしい直球は生きない。いいフォークを持っている。もう一度、チェックするだけでいい。自信を持って空振りを取れる変化球を投げ込むことで、解消されることは多いはずだ。
プラスでしかない野村の復調 伊藤には言うことなし
敗れはしたが、野村の一発には大きな価値があった。七回2死一塁で、代打で出てきて初球をガツン。逆転2ランをかっ飛ばした。打った野村は当然、素晴らしい。野村、清宮、万波は新庄体制の〝強化指定選手第1号〟だ。復調はプラスでしかない。ただ、ベンチの采配が見事にハマった一発でもあった。好投を続けていた大関からレイエスがチーム初安打。代走に五十幡を送った。打つべき手を打ち、バッテリーにプレッシャーを与えることができた。
先発の伊藤に関しては言うことなし。文字通りのクオリティースタート。何も心配することはない。次回登板も期待している。