〝光った〟決勝ゴール! 札幌MF浅野雄也の今季3得点目で待望の勝ち点3
■J1第14節 札幌1―0磐田(5月15日、札幌ドーム)
北海道コンサドーレ札幌に待望の勝ち点3をもたらしたのは、MF浅野雄也(27)の左足から放たれた一撃だった。
「やっぱ俺でしょ」あのセリフを引用
「やっぱ俺でしょ」。札幌ドームのお立ち台に立った浅野は、チームを今季2勝目に導いた活躍ぶりについて、初勝利となった4月6日ホームG大阪戦(1〇0)で、MF宮澤裕樹(34)がヒーローインタビューで放った言葉を引用して場内を沸かせた。
「光りましたね」自画自賛
〝ホットライン〟から生まれたゴールだ。前半25分、MFスパチョーク(25)からのスルーパスに走り込んでボールに追い付くと、ワンタッチで切り返してマークに付いていたDFリカルド・グラッサ(27)をはがし、ペナルティーエリア手前から左足でシュート。ボールを見事にゴール左上へと突き刺し、チームに待望の先制点をもたらした。「やっぱりセンスの塊ですね。光りましたね。大きく見出しで『光った』と書いといてください(笑)」と、今季3得点目となるゴールを自画自賛した。
2度目のホットライン「結ばれてます」
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スパチョークからのスルーパスによって生み出したゴールは、今月3日のアウェーC大阪戦(1△1)に続いて今季2度目。「何かやっぱり結ばれているのかもしれないです。僕のお母さんがチェックの大ファンで、チェックがゴールするといつも泣いているらしいです(笑)。いや、俺(のゴール)は(笑)。それぐらい結ばれています」と、報道陣を笑わせながらも、抜群の相性の良さを語った。
2点目のチャンス外して猛省
一方で追加点を奪えなかったシーンには反省を口にする。後半6分、MF青木亮太(28)からのロングスルーパスに走り込んで相手GKと1対1となる場面を生み出すも、放ったシュートはゴール左に外れてしまった。「2点目のチャンスでした。あれを決めて試合を決定づけるような選手になりたいです」。
チームに待望の今季2勝目をもたらす決勝点となったが、浮かれる気持ちは無い。「今シーズン2勝目ですけど、きょう勝っただけなので。次もこの勢いを切らすことなく、札幌らしいサッカーで勝ちたいです」と、早くも照準は次節のアウェー柏戦(19日、三協F柏)へと切り替えている。