コンサドーレ
2024/04/27 17:20

《湘南戦後》リードを守り切ろうというメンタルが選手の中にあったのかないのか

■J1第10節 札幌3-3湘南(4月27日、札幌ドーム)

―試合を振り返って
 途中まで3-0でリードしている中で、最終的に3-3に追い付かれて引き分けに終わったというこのゲームは、決して満足できるような結果とは言いがたいだろう。

 3点をリードした状況までは非常に良いゲームだった。そこから1点を取られ、それぐらいからだいぶ流れを相手に持っていかれてしまった。試合の終盤に選手たちが疲れてきた中で、集中力が欠ける、あるいはリアクションが遅れるといった状況が見られた。そのあたりが失点にもつながったし、相手に主導権を握られて押し込まれる展開にもなったのだと思う。サッカーはまず走るということが大前提であり、そういう意味でも90分を通して選手たちが走れていたかというと、走れていなかった。

 今シーズンずっと言ってきたように、ケガ人、あるいはケガ明けの選手が多くいる中で、このインテンシティーの高い戦いを90分通して戦うというのが難しい状況なのかなと思う。

 自分たちがなかなか勝てていない中で、リードを守り切ろうというメンタル的な部分が選手の中にあったのかないのかというのは話してみようと思うが、やはり1点を取られた後に少し自分たちが受け身になってしまったような印象を受けなくもない。

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