コンサドーレ
《神戸戦後》相手が明らかに我々を上回ったゲームだった
■J1第5節 神戸6―1札幌(30日、兵庫・ノエビアスタジアム神戸)
―試合を振り返って
神戸がすばらしいチームであることは分かっていたが、我々にとって非常に難しく、厳しいゲームになってしまった。
6失点を振り返ると、大迫選手へのロングボール、セカンドボールからのフィニッシュ。後半の3失点に関してはセットプレーからの失点。本来なら与えてはいけない点だった。相手の強さを我々は分かっていたが、抑えられなかった、そういう試合だったと思っている。
高さで言えば、札幌はこのシーズンで今日のスタメンが一番高さのある先発だったと思うが、長いボールが大迫選手に入って岡村が競り負けて、その後セカンドボールを相手に繋がれた。大迫選手はすぐゴール前に入っていくので、札幌の選手が置いて行かれて失点した。その0-1のシーンが、今日の難しさを象徴していると思う。
髙尾に関しては、長期離脱していた中で今日初めて札幌での公式戦を戦ったが、まずは彼が復帰できたことを前向きに捉えたいし、今後チームの戦い方をしっかりこなしてくれればいいと思っている。
今日の戦いは、自分たちが相手の良さを十分に理解しながら、それに対してどうするか、ということを準備してきたが、なかなかそこの部分で思ったような展開にならなかった。相手が明らかに我々を上回ったゲームだった。
ヨーロッパであれば、こうした試合の後に「あなたはあとどれぐらい監督でいられますか?」という質問が来るかもしれない。皆さんがそういう質問をしないことに、私は「ありがとう」と言いたい。結果に対する責任は常に監督にある。どうなるかは、今後見てみましょう。