高校野球
2024/03/22 16:10

【プレーバック・写真入り】選抜高校野球大会2回戦 北海1-7大阪桐蔭(3月22日、阪神甲子園球場)

試合終了後、スタンドの応援団に挨拶を終え、引き揚げる北海ナイン=撮影・桜田史宏

先発の松田が三回途中4失点と乱調 打線も5安打1得点に終わる

 まさかの乱調だった。北海の先発・松田収司投手(2年)が2回⅔を投げ、3安打8四球4失点と大荒れ。一、二回は走者を背負いながらも何とかしのいでいたが、三回2死満塁から左前2点適時打を浴びると、その後も安打と押し出し四球で4点を失った。勝利のためにはロースコアの展開に持ち込む必要があったが、序盤からリードを許してしまった。2番手でバトンを受けた大澤知弥投手(3年)は奮闘した。四、六回に失点を重ねたものの、強力な大阪桐蔭打線相手に5回⅓3失点と、粘りの投球で最後まで投げ切った。


 一方、打線は大阪桐蔭の背番号1を背負う平嶋桂知(かいち)投手(3年)を攻略できなかった。140キロ後半の直球を投げ込んでくる平嶋に対し、四回には2番・谷川凌駕二塁手(3年)、3番・金澤光流主将(3年)、4番・大石広那捕手(3年)の3連打で無死満塁の好機を演出。しかし、相手失策による1点止まりで反撃ムードはしぼんだ。その後は大阪桐蔭の投手陣に安打1本に封じられ、優勝候補との一戦は1―7で敗戦した。

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(全29カット)

北海の先発登板は松田
一回無死一塁、北海・大石が大阪桐蔭・堺の二盗を阻止する
一回無死一塁、北海・谷川(左)が大阪桐蔭・堺の二盗を阻止する
二回、大阪桐蔭・山路を二三塁間でアウトにする北海・谷川(右)
二回2死一塁、大阪桐蔭・宮本に四球を与え、マウンドで話す北海・松田(中央)と大石(右)

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