ファイターズ
2024/03/19 19:35

中島卓也が1軍合流即〝らしさ〟全開「勝つためにやることが一番」

七回1死一塁、盗塁を仕掛ける中島(左)=撮影・小田岳史

■オープン戦 日本ハム4-0ヤクルト(3月19日、神宮球場)

五回に代打で途中出場「集中していけた」

 開幕10日前に巡ってきたチャンスで、きっちり存在価値を証明した。この日から1軍に合流した中島卓也内野手(33)が、五回1死から代打で途中出場。2打席で1四球を選び、盗塁を決め、遊撃の守備では軽快な動きで併殺を奪うなど、特長を存分に発揮した。試合後には「途中からでしたけど、集中していけました。自分の持ち味を出したプレーが見せられて良かったかな」と表情を緩めた。

チャンスをつくっていくのが僕のスタイル

 経験豊富な男は、勝利に必要なプレーを心得ている。4点リードで迎えた七回1死の第2打席。ダメ押しの1点が欲しい場面で、左腕・田口のボールを冷静に見極め、四球で塁に出た。「塁に出たら常に狙って行く」と、続くスティーブンソンの打席で好スタートを切り、二盗に成功。あっという間に好機をつくり出した。得点にはつながらなかったが、「やっぱりヒットは打ちたいですけど、とにかく何でもいいので、塁に出て、盗塁して、チャンスをつくっていくというのが僕のスタイル。そこは常にやっていきたいなと思います」と求められる役割を自覚し、結果を残した。

久々の「ハルタク」で旧交を温めた

あわせて読みたい