コンサドーレ
2024/03/08 18:20

札幌MF荒野拓馬主将 ゴン監督率いる沼津戦にワクワク 4月17日、ルヴァン杯2回戦

キャプテンとしてチームをけん引するMF荒野=撮影・工藤友揮

【コンサドーレ熊本キャンプ】
■3月8日、熊本・大津町運動公園球技場

 4月17日に行われるルヴァン杯2回戦での北海道コンサドーレ札幌の対戦相手がJ3沼津に決まった。沼津を率いるのは元チームメートの中山雅史監督(56)。かつて共に戦ったMF荒野拓馬主将(30)はゴン監督との一戦を心待ちにしている。

「ゴンさんの熱い思いは自分のプレースタイルにも出ている」

 中山が札幌に加入した2010年に2種登録選手として17歳でJリーグデビューを果たした荒野にとって、2度のW杯出場を果たし日本代表史上初のW杯ゴールを決めたレジェンドの姿はまさに〝生きる教材〟だった。「プロに入って、ゴンさんにはいろいろとプロフェッショナルなところを見せてもらいましたし、自分の成長にすごく関わってくれた一人。ゴンさんの熱い思いは今の自分のプレースタイルにも出ていると思います」。

2011年4月15日 練習中に中山雅史(手前)からアドバイスを受ける荒野=撮影・神馬崇司

 

チームに欠かせない存在に成長した姿を見せつける

 12年シーズン限りで中山が一度現役を引退してから今年で12年。当時プロ1年目だった荒野も30代となり、チームキャプテンとして大先輩に勝負を挑む。「しっかり戦って成長した姿を見せたいですし、ゴンさんに久しぶりに会えるのが楽しみなので、ワクワク感があります」。〝札幌のエンジン〟としてチームに欠かせない存在にまで成長した自身の姿を、そしてJ1に定着した札幌の姿を、中山監督に見せつける。

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