日本ハムの新外国人、パトリック・マーフィー投手（２８）が３日に行われる阪神とのオープン戦（札幌ドーム）に先発する。一問一答は以下の通り。

―３日のテーマは
「４回の予定なので、４回を投げきることと、ストライクゾーン内で勝負して、どんどんストライク先行でいくことを目標にしています」

―球数が増えるが、体の状態は
「調整は順調です。毎試合、１イニングずつ重ねていって、体の状態もいい。あと１カ月、３、４登板あると思うので、シーズンに向けて少しずつ調整を進めていけたらなと思っています」

―日本の打者の特徴はつかめてきたか
「思ったより積極的に振ってくるバッターが多いなという印象で、追い込んでも粘って粘って球数を投げさせてくる印象があります。球数が増えることはあまり良くないことではあるんですけど、粘るバッターとの、ひりついた勝負を楽しみたいです」

―米国の野球と、日本の野球の違いは
「まず一つ大きな点として、野球ボールの違いがあります。アメリカのものはボールによって縫い目が大きかったり、滑ったりがあるんですけど、日本のやつは安定して高品質なものが多い。それがまず一つ大きな違いです。アメリカでは、握ってみるまでどんなボールが来るのか分からない。例えば審判から新しいボールを受け取っても、ちょっと違うなと思ってすぐ返すことも多々あったんですけど、日本だとどういうボールが来るか決まっていて安定しているので、すごい気に入っています」

―パワーカーブのような特徴も生かしやすいか
「自分の変化球に関しては正直、そこまで違いはないんですけど、ボール一個一個の違いが少ないということで、不安は少ないですし、変化球の精度も上げていって、シーズンに向けて調整を続けていけたら」

―北海道の印象は

「今のところは、寒いですけど最高です。この前、エスコンフィールドにも行って、今まで行った球場の中で、世界でもトップレベルの球場でした。札幌ドームも今回初めて来て、素晴らしい球場。これから１年間、北海道に住むことがとても楽しみです」

―何かを見たり、食べたりは
「今のところは球場とマンションの行き来だけなんですけど、オフの日にコストコに行きました。その時に帰りのタクシーが見つからなくて、２時間、コストコの外で立たされたことがあったんですけど、それ以外は順調です（笑）。携帯の電池も残りわずかで、帰った時は２％だった。コストコで充電器を買おうとしたんですけど、なかった。家に着くまで、充電がもって良かったです」

―誰かと一緒に行ったのか
「スティーブンソンと、バーヘイゲンと。行きは３人でバーヘイゲンの車で行ったんですけど、買った荷物を全部積んだら、僕と僕の荷物は入らなかったので、『タクシーを待つよ』と言ったんですけど、そこから２時間待つことは想定外でした」

―一人で待ったのか
「一人で。僕とカートと、買った荷物全部、２時間ぐらいコストコの外にいた」

―アメリカに住んでいる人は、コストコ愛が強いのか
「アメリカでは有名というか、いろいろな人が行くところ。日本も同じだとは思うんですけど、行った一つの理由は、アメリカと日本のコストコの違いを見たかったから。特に大きく違いがあったわけではなくて、英語のアメリカの食べ物だったり製品も多かったので、安心しました。コストコとアマゾンは多く利用しています」

―真っ先に買ったものは
「これから遠征とかもあるので、食べ物というよりもマンションのタオルだったり、日用品を買いました。あとは奥さんと子どもがもうすぐ来るので、そのための赤ちゃんのもの、おむつだったりを買ったりしました」