ファイターズ
2023/12/17 21:00

浅間 中堅争うスティーブンソン加入も泰然自若 結果で示す  

センターのレギュラー奪取へ、黙々とトレーニングに励む浅間(撮影・榎本真之)

走攻守3拍子揃った9年目外野手 敵は己

 日本ハムの浅間大基外野手(27)がレギュラー返り咲きに燃えている。今月14日、米大リーグのツインズでプレーしていたアンドリュー・スティーブンソン外野手(29)の加入が発表された。外野のレギュラー争いは一層、激しくなったが、ライバルの動向を気にすることはなく「とにかく自分のことをやるだけ。自分が結果を出せば、出られる。そこまで深く思うことはない」と泰然自若だった。

ポジション争いは明々白々 「慣れた話」

 強力な競争相手が出現しても、不安に駆られることはない。毎年のように選手が入れ替わるシビアな世界。「誰かしら、獲得するとは思っていました。外野手も全然あると。僕も(プロ)10年目に入るので、外国人選手が来たらどうこうとか、慣れた話」と意に介さなかった。

悔しさ募るエスコン元年 負傷に泣いたシーズン

 高卒1年目から46試合に出場し、打率・285をマークしたが、以降は度重なるけがに泣かされてきた。21年にようやくレギュラーを奪取し、自身初の規定打席に到達。しかし、22年はコロナ陽性や右足骨折で長期離脱。23年は2月のキャンプ中に左くるぶし骨折の診断を受け、手術。夏場に復帰も故障の影響は大きく、本来の力を発揮できないまま、シーズンを終えた。

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